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「SILENT RUNNING」 [映画(洋画)]

表題の作品は1972年のアメリカ映画「サイレント・ランニング」である。SFXの世界に於いて名を馳せたD.トランブルの監督デヴュー作でもあるSFカルト作品である。日本では'86年になってようやく劇場公開されたということも、本作をカルト作品としての本作の存在価値を無言の内に高めている。(何かと不遇な所があるのもカルト作品である...)'70'sの前半にエコを語っている近未来SF作品でもある。(近未来と言っても、本作の時代設定は20世紀末なので、既に過去の時間と言うことになってしまいますが...)

作品データを記しておくと、時間は89分、製作はダグラス・トランブルとマイケル・グラスコフの2人、監督はダグラス・トランブル、脚本はデリック・ウォッシュバーン、マイケル・チミノ、スティーヴン・ボチコーの3人、撮影はチャールズ・F・ホイーラー、特撮はダグラス・トランブル、音楽はピーター・シッケルである。そして出演は、ブルース・ダーン、クリフ・ポッツ、ロン・リフキン、ジェシー・ヴィント、マーク・パーソンズ、スティーヴン・ブラウン、シェリル・スパークス、たちである。

20世紀末、地球上から植物が全滅し、僅か3隻の宇宙船のドームの中で、辛うじて残った草木は育てられていた。そんな中、地球から、ドームを爆破して帰還するようにという命令が届く。8年間、ドームで植物を育生していた植物学者のローウェルは、ドームの爆破準備をしている3人の同僚たちを殺害し、小型ロボットと共に土生に宇宙船の進路を向けたが...

植物学者がロボットをプログラムし直して植物の栽培を行わせるが、その機械的であるが、生命感を感じさせるな所がまた何とも言えない世界になっている。そして色々と考えさせられる所でもある。当時と現在では、環境問題の位置づけが大きく変わったが、そんな現代こそ、本作を再評価して貰いたい所である。(リメイクしたら良いんじゃないか、と思う作品の1つです。)

 

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