4姉妹探偵団#1 [ドラマ]
夏帆ポンの主演と言うことで、とりあえず第1話を見ました。「夏帆ポン」「四姉妹」「四女」と言えば、やっぱり「銭形姉妹」「ケータイ刑事」が頭に浮かぶが、ここは「四姉妹」ではなくて「4姉妹」ということなので、まあ、良いとしますか... それにしても、夏帆ポンはやっぱり「妹キャラ」が似合っている。
でも、末っ子以外の姉妹は、次女はそれなりのキャラ(次女ということで、泪ちゃんを意識しているのか、泣きキャラは?)を出していたが、長女と三女はいてもいなくてもという所でした。(今後、それにりに見せ場が用意されている物語もあるのでしょうけど...)→今回の内容だったら、原作の「三姉妹」を「4姉妹」にした意味も全く活かされていなかったし...
「国語が苦手」というのは設定では面白いところであるが、漢字が読めないというのとはちょっと違うような気がするんですけど...(これも零ちゃんを意識しているのでしょうかねぇ。何せ、フィールズ賞を受賞した中学生ですからね...)
それにしても、物語に無駄なキャラが結構いましたね。まあ、地上波ドラマらしいといえばそうなんだけど、もっと整理した方が、より4姉妹にスポットが当てられて、人物描写もできるようになり、質も上がるのだけど... EPGに「本格ミステリー」という言葉があったけど、色々とユルユルな所があり、とても「本格ミステリー」とは言えないと思うんですけどねぇ。→「ケータイ刑事」の方がはるかに内容もクオリティも高い。一応、夏帆ポンが主演と言うことなので少なからずは意識しているであろうが、「ケー刑事」のポップな感覚とはほど遠い、中途半端なものでした。(あの、内容がボロボロだった「週刊赤川次郎」の二の舞にならなければ良いんだけど...)
更に、いきなり火事、というのは、「恋日・ニュータイプ」の第1話を思い出させてくれるし、真犯人に追いつめられた所は、ドタバタ・コメディの様相となるし、「カイケツ」というお馴染みになっていくであろう台詞もインパクトが薄いし... →夏帆ポン以外は完全に空回りしていましたね。
やっぱり、夏帆ポンのためのドラマという印象しか無かったですね。良くも悪くも。演技の方も随分と上達しているし、やっぱり実力者である「銭形ーズ」の一員だというところをしっかりと出していました。(これは、ある程度予想していたけど...)→夏帆ポン主演の「東京少女」(2/23公開)に向けて、夏帆ポンのプロモのような作品としてにしかならないような気がする...
↓原作
三姉妹探偵団 20 (20) (講談社文庫 あ 21-46)
- 作者: 赤川 次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01
- メディア: 文庫
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