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THREE DOG NIGHT『NATURALLY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1970年に発表された彼らの5th.アルバムである。1968年にデヴューして、ヒット曲を多く放ってきた彼らであるが、最高傑作と言われる『Joy To The World』(邦題:喜びの世界)を収録したオリジナル・アルバムが本アルバムである。彼らを語る上では、やはり忘れてはならない名盤の一つである。Billboardのアルバム・チャートでも、最高位は14位ながら、1971年の年間アルバム・チャートでは12位にランクインしている。(最高位よりも年間順位が高いということは、それだけ長期にわたるヒットになったということでもある。)

収録曲は以下の全10曲である。『I Can Hear You Calling』『One Man Band』『I'll Be Creepin'』『Fire Eater』『I Can't Get Enough Of It』『Sunlight』『Heavy Church』『Liar』『I've Got Enough Heartache』『Joy To The World』。

この中からシングル・カットされた3曲であり、その中の『Joy To The World』(邦題:喜びの世界)は彼らの代表曲である。この曲はBillboardの1971年年間シングル・チャートにおいて、堂々1位に輝いた名曲である。また、レギュラー・チャートでも6週連続No.1となり、1971年では最長の1位の座をキープした曲となった。それ以外のシングル・カットされた曲は、『Liar』(Billboardのシングル・チャートで最高位7位、1971年の年間シングル・チャートでは69位にランクイン)と『One Man Band』(Billboardのシングル・チャートで最高位19位、年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていない)である。

本アルバムからのお薦め曲は、やはり『Joy To The World』は外せないのは当然である。が、それ以外も良い曲に満ちていて、捨て曲がないのが本アルバムなので、迷うところであるが、『I Can Hear You Calling』『One Man Band』『Liar』という所をピックアップしておく。(こういう場合は、好みで選んでしまいますけど...)

'70'sに突入した頃は、彼らにとってはまさに黄金期であり、アルバムを多数発表していて、秀作が生まれていて、それぞれがヒットを記録しているが、やはり『Joy To The World』(邦題:喜びの世界)は他の曲とは格が違う歴史に残る名曲である。その名曲が収録されているオリジナル・アルバムであるだけに、'70'sサウンド(特に'70's前半のアメリカン・ロック)を聴くのであれば、しっかりと聴いておきたいアルバムである。

尚、彼らは現在も現役で活躍しており、今年はデヴュー40周年を迎える。BOXセットでもリリースしてほしいところでありますが...

 

Naturally

Naturally

  • アーティスト: Three Dog Night
  • 出版社/メーカー: Universal Special Products
  • 発売日: 1995/01/01
  • メディア: CD


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