篤姫#13 [ドラマ]
薩摩を出た篤姫。ということで今回から舞台が変わることになったが、今回は新たな舞台となる江戸までの物語と、江戸での波乱の物語の序章でした。ちょっと息抜きという感じの物語と言うこともあって、またもコミカル調が復活し、青春ドラマという雰囲気に戻っていました。しかも、篤姫だけでなく、尚五郎もしっかりとコミカルなピエロの役割を担っていて、ピエロ・尚五郎の存在感がありました。(ピエロとしての存在感ですけど...)
船に乗って大坂に向かう篤姫一行。海が荒れているということで船酔いに苦しむが幾島がしっかりと篤姫をフォローしていて、この二人の間に信頼の絆が強くなった所はポイントでした。
京に入った篤姫は近衛家へ挨拶に行く。修学旅行とは少し違うが、旅を楽しんでいた篤姫は、ここで一本笑いを取ってくれた。(海で塩味にというのは、なかなか面白い発想でした。)
江戸に向かう途中、富士山を目にした篤姫。標高3776mの富士山と1117mの桜島とでは、やっぱりスケールが違いますね。→そんなことよりも、あの富士山を目にしたら「恋する日曜日・文學の唄」の11話「彼女の告白」をちょっと思い出しました。
江戸に到着し、薩摩藩邸に入ったが、鶴丸城に入った時と同様に、ちょっと場違いな所にやってきてしまった、というような雰囲気がありました。が、母・英姫との対面はなかなか叶わず、色々と不満を(幾島に)言う篤姫。幾島に対しても随分と変わったものです。
そして、ついに対面となったが、冷たい態度で、しかも顔もはっきりと見せないということで、何か、悪事を企む黒幕と言った風に見えたのですけど...→北原佐和子が老女の中にいたが、彼女が殺されて、その犯人という2時間ドラマでは?と思いました。
一方、尚五郎は、斉彬の江戸行きに同行することが出来ず、篤姫(当時は於一)にふられた時の呆然とした状態をまたも出してたが、そういう役回りが板に着いちゃいましたね。この後、江戸行きが決まった西鄕が頭角を現すようになり、それを耳にした尚五郎が焦るというピエロぶりを発揮してくれそうですね。
次回は、2時間ドラマではないが、事件が起きそうです。篤姫は輿入れの話が進まず不満をぶつけて爆発。一方で老女・北原佐和子が何者かに殺され、江戸城からたまたまやってきていた高村さんがしゃしゃり出てきて、暇つぶしになると思って「愛・高村コンビ」を結成。「匂う、悪の香」となった方が面白かったりして...
それよりも、今回は放送終了後の番組宣伝で「クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス」の予告が流れて、泪ちゃんがいたことの方が頭に残りました。→愛・泪の夢の共演を期待しているのですけど...
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