ゴーオンジャー#9 [特撮]
今回のBGMは『ケーキ屋ケンちゃん』をチョイスしました。(「ケンちゃん」シリーズの主題歌集がリリースされています。)
相変わらず、実に分かりやすい作戦を行うガイアーク。雑魚兵・ウガッツの材料になるスクラップが不足してきたから、人間をその材料にしてしまえ、という捻りもないストレートな発想は昭和ヒーローの敵組織の発想であって、実に分かりやすい作戦である。(が、最近の中国の発展による鉄くずをはじめ、あらゆる資源が不足気味になって、価格高騰なっていることをさりげなく反映させているのが面白い所である。)こういう分かりやすい発想の作戦は、定番の中の一つであるだけに、逆に安心してみていられます。(こうなると、幼稚園送迎バスのバスジャックはいつやってくれるのでしょうか?)
また、赤、青、黒がパネルを使ってレンズバンキを欺すというのも、単純すぎる発想であり、本当に何も考えずに楽しませてくれる。また、余りにもストレート過ぎるので、逆に欺されてしまうということもあります。(レンズバンキを庇う訳ではないですが...)
黄と緑がショッピングに出掛け、いきなり荷物持ちとなっている緑。が、レンズバンキによってジャンクワールドに送り込まれたら、自信を失って落ち込む黄色を緑が励まして、というように、緑が引っ張ることになるのは王道を行く展開である。しかも、それが「諦めるな」ということを教えている所が良い所である。
そしてそして、最後のところでは、ケーキに顔を突っ込む赤、というお約束をしっかりと見せてくれるのは楽しい所である。(カットされたケーキが出てきたら、砂糖と塩を間違えていて、しょっぱかったというのがお約束になるが、カットしていないケーキが出てきたら、顔を突っ込むのがお約束ですし...)→「約束は守る」という基本を守っているからこそ「諦めるな」というメッセージも届きます。ヒーローということで「約束は守る」というのは当然のことである。
兎に角、王道を行く展開で物語が進んで行くということで、何も考えずに楽しむ事が出来る。日曜の朝だかにこそ、何も考えずに楽しませてくれる作品というのは嬉しいところである。
ところで、ジャンクワールドで緑と黄の二人は「お腹が減った」ということで持っていたケーキを食べたが、あっという間に全部食べてしまうというのは考えた方が良いですね。そう遠くない間に仲間が助けてくれると分かっていても、食料はもっと大事に考えないと...
ところで、ヒューマン・ワールドとマシン・ワールド以外に、今回登場したジャンク・ワールドをはじめ、11の世界がある、というのは、今後の物語に反映させるのでしょうか?(6人目の戦士や、ガイアークの途中から登場してくる新幹部はそこから来るというのは誰でも考えることですが...)しかし、これをヤルには「11」というのは多すぎるように思うだけに...
ED主題歌の歌詞が変わったが、これから考えられることが一つある。現在は戦隊メンバーは5人であるが、途中で1人加わって6人になると誰もが思っている。ED主題歌は、8話ずつで順番に変えていくと、合わせて6人ということで、「6×8=48」となる。更に、最終回はOP主題歌がEDにくるという変則パターンとなるので、「48+1=49」ということで、今年もまた全49話になるのですね。(ゴルフで2回、正月に1回休みが入り、「52-3=49」ということで、やはり全49話で1年にピッタリと収まりまする。)
↓今回は「ケーキ」ということで...
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TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/93350986.html を参照されたし
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