名曲探偵アマデウス#3バッハ「ゴールトベルク変奏曲」 [ドラマ]
今回はヨハン・ゼバスティアン・バッハの三大器楽楽曲の一つである「ゴールトベルク変奏曲」でした。これは1741年に出版されたものであり、不眠症のカイザーリンク伯爵のために作曲したものとされている。その逸話から今回の依頼者が「不眠症」というのはストレートな発想であるが、やっぱりという所でした。ただ、「不眠症で殺される」という発想は一線を越えていると思いますけど...
今回のカノンさん、いきなり所長に対して「相変わらず暇ですね」と言ってのんびりしているし、依頼者や所長に対して色々と突っ込んでくれたし、曲を聴いてはノリノリになっているし、『カエルのうた』を歌ってくれたり、ピザを美味しそうに、満足げに食べていると思ったら、依頼人に「もう帰ったら」と言って追い出そうとしつつ、所長には「ピザ食べます?」と言って食べさせるというように、自分本位でいて、しかもマイペースをしっかりと守っていて、更には、実に豊かな表情を見せてくれるというように、見せる所はしっかりと見せてくれていました。カノンさんは、自分では謎を解かないけれど、どことなく泪ちゃんのキャラに似ている所がありますね。
そんなカノンさん、流石に今回は自らピアノを弾くことはしなかったですね。(芽以さん、ピアノは得意とは言っても、「ゴールトベルク変奏曲」は難しいですからね。)→この曲を簡単に弾けるようだったら、ピアニストとしても十分食べていけます。それだけ高度なテクニックが要求される曲です。
ピアニストのグレン・グールドのこともしっかりと紹介したり、フラクタル性の話や、不思議画で有名なエッシャーを持ち出すなど、色々なものを出してくるのはNHKらしい所でした。→これらについても調べていったら色々と面白い事があります。(「ケータイ刑事」の「裏ネタ編」のように記し始めたら止まらなくなっちゃうので止めますが、時間があれば調べてみることをお薦めします。)
次回は、チャイコフスキーの「交響曲第6番・悲愴」です。
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