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篤姫#16 [ドラマ]

先週は裏でイレギュラーという形で、いつもチェックしている番組の放送があって、後ろ15分が被ることになったが、今週はそういうこともなく、今週は18時からのBS-hiでゆっくりと見ました。(20時からの総合テレビでは、他に見たいものが放送されることが多いだけ...)

今回の物語は、篤姫の輿入れを進めるための物語ということで、全体の流れの中では今後へと繋がる大事な位置づけになるはずなのに、これという所もなく、ホームドラマという所も控えめになっていて、ちょっと季節遅れという感のある「花見」が出てくるということで、ちょっと退屈した物語でした。主役よりも、脇役の「アシスト」が目立ったと言うこともありました。

兎に角、(幾島、英姫、お近、本寿院の)ナイス・アシストの連続という内容でした。それぞれ、立場や現在の境遇は違っているが、見事なアシストの連続でした。とは言っても、篤姫と幾島コンビは既にツーカーの仲になっているだけに、当たり前のフォローだったとは言えますが...

斉彬が回復し、篤姫を御台所へという話を進めようとするが、将軍・家定は相変わらず乗り気でなく、煎餅が上手く焼けたら、という状態だった。が、話を進めるためには篤姫を御台所にということに猛反対している水戸・斉昭を落とすことという作戦に出る。で、斉彬の回復を祝ってという名目で江戸・薩摩藩邸に斉昭たちを招くことになる。(阿部はいなかったですね。→ちゃんと高村さんの顔合わせは実現せず...)

斉彬はこの席で、篤姫を直接斉昭に会わせることを考えていて、その通りに事が運び、顔を合わせた。ここで篤姫は斉昭が編纂している大日本史の話をして、更に攘夷を主張する理由を尋ねた。これに斉昭は激怒するも、「ゆかい」と言って篤姫のことを気に入り、大日本史の話をする2人。(幾島の見事なアシストもありました。)こうして、斉昭は陥落した。

尚、篤姫は、自分に大日本史の新版を与えたのは斉彬だと思っていたが、そうではなくて英姫だったということで、「当家の恥にならないように」と言っていたが、これもまたナイス・アシストでした。

江戸城では、やはり煎餅の焼き方で御台所を決めると言う家定だったが、ここでは将軍の母・本寿院が焼けた煎餅を口にして「美味い」というナイス・アシストがあって、家定は御台所の話にゴーサインを出した。

薩摩では、城勤めとなった尚五郎だったが、殿がいないということでやることがなく、「ボケーッとした」という言葉がピッタリというふぬけ状態になっていて、お近の所にやってきたは愚痴をこぼしていた。が、お近が尚五郎にビシッと言ったことで、尚五郎は目が覚めた。(江戸に呼ばれることになったから、今度こそ「ピエロ」から卒業ということになるのかと...)

今回は、篤姫を中心にすると、斉昭を落として「御台所」の座をより近づけたということになるが、それ以上に、周囲の人物たちのナイス・アシストの方が目立っていました。まあ、エースストライカーがいても、一人では得点できず、アシストが必要であるが、その「アシスト」の重要性がしっかりと描かれていました。

次回は、篤姫の輿入れの話が進むのかと思ったら、尚五郎が江戸にやってきて、篤姫と再会するということのようで、またもホームドラマに逆戻りのようです。

 

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