ANITA BAKER『RAPTURE』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1986年に発表した彼女の2nd.アルバムである。また、彼女が大きくブレークする事になったアルバムでもある。そして、この後に次々と出てくる女性シンガーに大きな影響を与えることにもなるのであった。ソウルフルにたっぷりと聴かせてくれるアルバムであるが、最近のアルバムと比べたら、収録曲数が少なく、時間も短いということになるが、本アルバムリリース当時では、時間的にはやや短いと感じることもあったが、曲数としては決して少ない訳ではない。いずれの曲もたっぷりと聴かせてくれていて、内容的に充実していることから、時間的な不満も和らげてくれます。
収録曲は以下の全8曲である。『Sweet Love』『You Bring Me Joy』『Caught Up In The Rapture』『Been So Long』『Mystery』『No One In The World』『Same Ole Love』『Watch Your Step』。
本アルバムからは、次々とシングル・カットされることになって、結局、全8曲の内、『Been So Long』と『Mystery』を除く6曲がシングルという形になった。それだけお馴染みのアルバムであり、ベスト盤というような雰囲気もあるアルバムとなった。
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、全部と言いたい所であるが、やはり彼女の名前を広く知らしめることになった『Sweet Love』は別格であって、これを聴かない訳にはいかない。シングル・カットされた曲からは『You Bring Me Joy』『Caught Up In The Rapture』『Watch Your Step』をピックアップしておき、シングル・カットされなかった2曲からは『Mystery』をお薦め曲と言うことにしておくが、全曲をたっぷりと聴き込みたい所である。
現在でも彼女のソウルフルなボーカルは健在であるが、今日の彼女の歌声を聞くのであれば、しっかりと聴いておきたいアルバムである。じっくりと聴き込みましょう!
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