EPO『EPOCHA 1980-1986』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは、タイトルにあるように、1980年から1986年にかけて発表された彼女の作品を、彼女自身の選曲によって集められた2枚組のベスト盤である。ヒット曲は勿論であるが、CMに使われた曲やジングルとして使われたものなど、ちょっと珍しい所まで収録されているところが嬉しい所である。(ということで、資料としての価値もあるベスト盤ということになる。
収録曲は全37曲であり、DISC 1に19曲、DISC 2に18曲が収録されている。DISC 1の収録曲は以下の通りである。『DOWN TOWN』『日曜はベルが鳴る前に』『言い訳はしないけど』『語愛(かたらい)』『珈琲タイム』『雨のケンネル通り』『PARK Ave,1981』『パレード』『GOODIES』『異国行き』『足のないベッド』『JOEPO』『NATIONAL ALBUM COUNT DOWN~THIS WEEK NO.1!』『身代わりのバディー』『真夜中にベルが2度鳴って』『ポップ・ミュージック2nd(エディット・ヴァージョン)』『エスケイプ』『RADIO DEAR HEART(WDEAR 499)(エディット・ヴァージョン)』『SEE YOU NEXT SIDE AGAIN』。
続いてDISC 2の収録曲は以下の通りである。『う・ふ・ふ・ふ』『うわさになりたい』『真夏の青写真』『雨のめぐり逢い』『ある日の貴方へ』『土曜の夜はパラダイス』『五分遅れで見かけた人へ』『CARPENTERS MEDLEY』『無言のジェラシー(シングル・ヴァージョン)』『かなしいともだち』『朝のドライブ』『こぬか雨(エディット・ヴァージョン)』『くちびるヌード・咲かせます(エディット・ヴァージョン)』『Any Time』『私について』『12月のエイプリル・フール』『P&Gアリエール・ピュアクリーン「台紙」篇 '97』『爽健美茶コマーシャルソング』。
ヒットを記録した曲が収録されているのはベスト盤であるため当然であるが、DISC 2の方にレアなものが収録されているというのが嬉しい所である。特に『CARPENTERS MEDLEY』とCMソングは貴重である。これだけでもコレクションに加えておく価値はある。(特に「お薦め曲」というものは記さないが、死さなくてもお分かり頂けるであろう。)
彼女は'80'sを代表するシンガー・ソングライターの一人であり、ベスト盤がリリースされているのは当然と言えば当然であるが、ヒット曲を集めたありきたりという内容ではなく、自ら選曲したという本ベスト盤は付加価値もあるだけに、手元に置いておきたい所である。ゆっくりと聴きましょう!
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