ゴーオンジャー#10 [特撮]
今回のBGMは、内容の方は無視して、マライア・キャリーのニューアルバム「E=MC2」をチョイスしました。(強いて言えば「7オクターブの声域」と言われたかつての歌唱力が少し衰えたと言うことが感じられる。で、「7(オクターブ)」に達していないので「(今回初お目見えとなった)6(体合体)」がいいところ、という数字遊びで選んだという所です。)→でも、このアルバムは良いアルバムであることに違いはない。
そのうちやるとは思っていたが、早くも6体合体のエンジンオーG6の登場編となった今回の物語。昭和テイストを上手く出していた楽しい物語でした。ただ、玩具の宣伝編という部分もありましたけど... で、その新に登場した6体合体のエンジンオーG6だが、頭から肩にかけてのゴチャゴチャしたデザインはなんとかならないものか。これに、更に登場するであろう7台目、8台目、…の炎神が合体していったら、益々ブサイクになっちゃうのは目に見えている...
ただ、これまでの巨大戦では、エンジンオーとガンバルオーと敵の巨大化怪人ということで、2対1という数の戦いとなっていて、数にものを言わせて弱いものイジメをしていると受け取れたが、1体ということになると、数の上で同数となり、良くなったところである。(でも、戦隊サイドは1人じゃなく5人いるので、やはり完全に「弱いものイジメ」を払拭することは出来ないですが...)
いきなり巨大化して現れたカガミバンキに「朝飯前だ」と軽いノリの赤。まあ、バカレッドらしい所ではある。で、あっさりと敗北。この時、前回のレンズバンキの残した情報を利用していたということで、ガイアークの方もなかなか考えている。3大臣が協力しあって作ったということもあるが、毎回倒されるだけの怪人ではなく、ちゃんと学習している所だけは評価できる。
ただ、ヒーロー側の技をコピーするのだったら、昔からお馴染みのニセ戦隊も登場して貰いたかった所である。(バスジャックと共に、今後出てくることに期待!)
協力しあった3大臣は、戦いの最中に、既に勝利したつもりになっていて、グラスで乾杯しているというのも、昭和ヒーロー作品の敵さんらしいところでもある。で、その協力も水の泡となって敗北したことで、今後、3大臣が対立していく姿が目に浮かびます。まあ、3人とも「大臣」なので、首相なり大統領がいて、新たな大臣が任命されて、新幹部として登場することになるのだろうが、つまらない内紛劇だけは止めておいて貰いたい所である。
ところで、早輝の料理について。オムライスにチョコレートをソースとする発想を否定しようとは思わないが、やはり「味音痴」ですね。そんなものは食べたくない。また、味見をしてから砂糖を追加するのは良いが、全部入れてしまうという「0」か「1」かというデジタル世代らしい発想は、現代的であるが、やっぱりおバカ丸出しである。(早輝の料理はお金を貰っても口に入れることは頑なに固辞します。)赤が飯は青に任せる、と言う気持ちには同意するが、自炊ではなく、パンとか何かを買ってくるという発想は無いのですかねぇ?
- アーティスト: マライア・キャリー,T-PAIN,ダミアン・マーリー,ヤング・ジージー
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
- 発売日: 2008/04/16
- メディア: CD
炎神戦隊ゴーオンジャー 炎神合体シリーズ01~03 DXエンジンオー
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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