名曲探偵アマデウス#4 チャイコフスキー「交響曲第6番・悲愴」 [ドラマ]
今回はチャイコフスキーの遺作となった「交響曲第6番・悲愴」でした。チャイコフスキーは19世紀のロシアの作曲家であり、バレエ音楽の「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」が有名であるが、今回取り上げられた「悲愴」もあまりにも有名ですね。(いくつも有名な曲がある。)
そんな中、「白鳥の湖」ではなくて「悲愴」が取り上げられたのは、これを発表した9日後にチャイコフスキーが死亡したということで、最後の作品であるだけに「ミステリー」の題材にしやすかったということなんでしょう。(チャイコフスキーの死因は、現在ではコレラ及び肺水腫によるものとされているが、こういうことまで紹介されるのは、NHKらしいところでもあります。民放だったら、現在では否定されている陰謀説や自殺説に食いつくでしょうね...)
今回のカノンさんは、これまでとは髪型が変わって、「お団子頭」でした。→「銭形泪・1st.5話」が急にポニーテールとなったが、それを思い出させてくれるような髪型の変更でした。(2nd.になるとポニーテールになったが、1st.でのポニーテールは5話だけでした。)
所長の態度が変わったことで「スイッチ入ったかも...」の一言が良いスパイスになっていたのを皮切りに、いつものように表情豊かに、驚いたり、悦に入ったり、真面目に、依頼者を持ち上げたりと、百面相を見せてくれました。また、曲の演奏の所では、依頼者とのツーショットがハート型の小画面で被せられるところがあったが、「銭形泪・1st.4話」で舞台劇が進んで行く中、観客席の泪ちゃんと五代さんが小画面で出ていた演出を思い出させてくれました。ところで、依頼者に対してさりげなく持ち上げていたが、所長以上に経営に関して心得ているカノンさんですね。(所長には経営能力がなさそうなだけに、しっかり者のカノンさんがいないと...)
今回は、カノンさんはピアノを弾くこともなく、レコードに針を降ろす所もなく、ちょっと残念でした。所長が指を鳴らすことで曲が流れ出すという「魔法」のようなことになってしまったが、そういうことをするのではなく、カノンさんにレコードを触らせて貰いたいものです。(吸着式スタビライザーまで出して、とは言いません。)
ところで、オーケストラで一番前にいたバイオリンのおっちゃんですが、亡くなった二子山親方(元大関貴乃花、若貴のパパ)の横顔に似ていたように思ったのは筆者だけでしょうか?
次回は、シューベルトの「弦楽四重奏曲・ニ短調・死とおとめ」です。
- アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),チャイコフスキー,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: CD
OGTー2122 チャイコフスキー 交響曲第6番≪悲愴≫ロ短調 作品74 (Ongaku no tomo miniature scores)
- 作者: チャイコフスキー
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2004/09/02
- メディア: 楽譜
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