キミ犯人じゃないよね?#3 [ドラマ]
ミステリーものとしたら、今回の物語はなかなかよく纏まっていた面白い物語だったが、筆者には不満だらけというボロボロで、何も見る所のない物語でした。やはり、今回の脚本が林先生ではないということで、こういう予感がしていたが、それが的中したということでした。(「金曜ナイトドラマ」の枠で放送する作品としたら、この枠ならではのネタが無いだけに、牛丼を注文したら肉が無くてタマネギだけだったという気分です。)
兎に角、何のために「柴田太郎」が本作に登場しているのか。これを考えたら、凡作、駄作としか言いようがない。(→鑑識が柴田太郎でなければ、こういう考えは出てこない。)さくらと宇田川のコンビが主役であるとは言っても、柴田太郎をレギュラーにしている限り、「今週の柴田太郎」という見せ場とネタがなければ、「肉のないすき焼き」「野菜のないサラダ」「氷のないかき氷」でしかない。
まして、さくらのコスプレも制服姿だけということで、看板の「コスプレ」も低調なのだから、何を考えているのか。今回のようなまともなミステリー・サスペンスなんか、この枠には誰も期待していないのだから、もっと視聴者ニーズを考えて作ってもらいたい所である。
ということで、今回の物語の内容についてはパス。星野真里さん、「M2」(5/4にBS-iで放送されます。)で石川五右衛門さゆりを演じてから一段と弾けて、「銭形海・2nd.9話」の怪盗マリンを演じる弾けぶりを見せてくれたが、今回の君津奈々は、あまりにもオーソドックスすぎて、面白くなかったです。(2時間ドラとか、別枠だったらこれはこれで良いのだが、「金ナイ」の枠ということでは全く魅力のないキャラでした。)
公式HPで、金剛地さんが、富士見署の鑑識課員の名前を「柴田1号」「柴田2号」と記しているが、柴田一族の人間の数は地球人類の総数を超えているだけに、こういう名前はあり得ることである。が「1号」「2号」ではなく「1万郎」「2万郎」あたりの方が面白いのに...
また「本店」という所で注釈が記されていたが、「銭形舞・10話」を見ていたら説明不要です。やはり柴田太郎は、本店から富士見署という支店に左遷されたと考えて良さそうですね。(二朗や束志もチラッと出てきて貰いたいところです。)
次回は再び林脚本であるが、次回予告を見た範囲では、「銭形雷・2nd.3話」のトリックを使うような気がするんですけど... しっかりとネタを出してくれることを期待します。
↓一応これを
↓星野真里さんといえば...
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