名曲探偵アマデウス#5 シューベルト「弦楽四重奏曲・死とおとめ」 [ドラマ]
今回はシューベルトの「弦楽四重奏曲・死とおとめ」が取り上げられました。それにしても、「銭形泪」のミュージカル編のもろこし村を思い出させてくれるようなノリの展開となって、パロディ精神に満ちた楽しい物語になっていました。また、依頼者の設定も「八つ橋村」の村長ということになっていたが、これって「八つ墓村」のパロディというのは分かるが、和菓子の「八つ橋」も頭に浮かびます。(「銭形泪・2nd.14&15話」(ミュージカル編)でも「八つ墓村」のパロディをやっていましたし...)→スタッフもやっぱり「銭形泪」を意識しているのでしょうね。
いきなり「苦楽死箱(くらくしばこ)」というのが出てくるし、カノンさんも表情豊かで、たっぷりと魅せてくれたのをはじめ、駄洒落の方も口にするというように、実にノリノリのカノンさんでした。(駄洒落ということでは霧島ハルキ(「0093女王陛下の草刈正雄」)を意識しているのでしょうね。)
今回は、ピアノを弾く所も、LPレコードに針を降ろす所もあったカノンさんですが、期待に応えてくれるのは嬉しい所です。ピアノを弾く所では音階を口ずさんでいましたが、黒川芽以さんの次のオリジナル・アルバムも期待したい所です。でも、左利きではないのに、左手で針を降ろすって、なかなか出来ることではないと思うんですけど...(DJ仕様のレコード針なら丈夫だから問題ないですが、名器と言われるカートリッジだったら、怖くてとてもそんなことは出来ない筆者です。)
解決して依頼者が帰っていくところで、「後で請求書送りますね~」とカノンさん。やっぱりしっかりしています。(所長とカノンさんのコンビは泪ちゃんと高村さんのコンビとはタイプが違うけど、やはり良いコンビです。)
今回はドラマ部分がいつもより短めで、約29分でした。曲の方がたっぷりと最後まで流れるのかと思っていた、そうではなく、曲の演奏が終わった後に、「銭形泪」を意識したようなドラマのオチが用意されていました。大量に送られてきた「新名物 死とおとめ 饅頭」ですが、カノンさんも泪ちゃんと同様に大食いなんでしょうか?(芽以さんはそういうキャラではないですけど...)
次回は、ドビュッシーの「前奏曲集」です。
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と少女」/第13番「ロザムンデ」
- アーティスト: カルミナ四重奏団,シューベルト
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2002/02/21
- メディア: CD
- アーティスト: 黒川芽以,BANANA ICE,斉藤英夫,古澤衛,遠藤浩二,佐藤朋生,平松愛理,丹羽多聞アンドリウ,矢野顕子
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2007/01/17
- メディア: CD
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