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篤姫#18 [ドラマ]

今回は今後の物語に向けて、ちょっと小休止といった感じで、色んなことをちょっと詰め込みすぎて、その結果、焦点がぼけてしまって、何が言いたいのかよく分からない物語になってしまいました。特に前半は、完全に尚五郎主役、後半は篤姫なのか斉彬なのか、主役がよく分からない形になっていました。でも、いずれにしてもこれで第二部の島津宗家の娘編が終わりました。ホームドラマも今度こそ幕になることでしょう。(大奥では、ホームドラマとは行かないでしょうし...)

安政の大地震のため、篤姫の江戸城大奥への輿入れは一旦白紙に戻った。江戸に出てきてからいつしか2年の歳月が流れていた。

一方、薩摩に戻った尚五郎が主役とばかりに、小松家への養子、そしてお近との婚儀の物語が進んで行く。決心が付かない尚五郎にお近は、断って欲しいと申し出るが、お近の本心を知った尚五郎は結婚を決意、祝言を挙げた。→ここまでは篤姫や江戸の薩摩藩邸は完全に蚊帳の外で、半分だけとはいえ、尚五郎が遂に主役の座を掴み取りました。

それからの色んな動きは簡単な語りで済ませるという詰め込み方で、結局、篤姫の婚礼の日取りが決まり、江戸城に入る日が決まったということで、息抜きタイムが終わり、後半の物語へ。

斉彬は篤姫を呼んで密命を伝える。「世継ぎを産め」「世継ぎを産めなかった場合は、次期将軍を一橋家の慶喜とするよう説得せよ」→なんか、悪事を企んでいる悪代官が、娘を敵陣に突撃させるのを指示したようでした。

また、英姫も篤姫を呼んだ。そして顔を隠していた布を外して素顔を見せた。→こちらは娘を嫁に出す母親と娘という感じが出ていました。

で、篤姫の江戸城入城の日がやってきて、大奥から迎えが来て、篤姫は江戸城へと向かった。

全体の1/3が終わった所でようやくホームドラマ風の展開に幕が下ろされそうになったが、その締めくくりとしたら、何が何だか分からない物語でした。激動する時代の説明も必要とは思うが、もっと整理しないと、本当に何が何だか分からないものになっちゃいます。何か、年末に放送する総集編のような感じになってしまい、本当に薄っぺらな物語となってしまって、残念でした。

次回は江戸城に入った篤姫ということで、大奥編のスタートとなるが、島津本家の養女の時のような青春ドラマにはならないでしょうね。

 

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↓尚五郎とお近の2人を見ていて、この作品を思い出しました。

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TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/95639443.html を参照されたし。
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