岸田智史『GOLDEN J-POP / THE BEST』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のあるパムは2001年にリリースされたベスト盤である。現在は「岸田敏志」と改名しているが、彼と言えばやはり「岸田智史」であり、『きみの朝』である。元々はシンガーソングライターである彼は、フォーク調の楽曲と爽やかなボーカルで、当時のニューミュージック・ブームに乗って脚光を浴びた一人である。
収録曲は以下の全18曲である。『蒼い旅』『黄昏』『部屋』『愛を告げる』『21のキャンドルライト』『酔待草』『つづれおり』『きみの朝』『夕陽のなかで』『比叡おろし』『重いつばさ』『螺旋階段』『白夜』『なぐさめ』『潮風のセレナード』『愛した女(ひと)へ』『はーばー・れいん』『夢の淵に』。
お薦め曲は、やはり『きみの朝』は外せない。それ以外でも『蒼い旅』『黄昏』『つづれおり』『比叡おろし』『重いつばさ』『潮風のセレナード』など、彼の代表的な曲ばかりであって、全てをお薦め曲としたいところである。じっくりと聴かせてくれる曲ばかりであり、爽やかな所は現在でも色褪せていない。(エバーグリーン・ミュージックと言ったらいいでしょうね。)
彼の持ち味が十二分に出ている選曲であり、1枚ものという手軽さがあって収録曲数も多いということで、彼を知るには持ってこいのベスト盤である。(更に深く彼の世界に浸りたいのであれば、オリジナル・アルバムの方を順番に拾っていけばよい。)手元に置いておきたいベスト盤である。
- アーティスト: 岸田智史,川崎洋,下田逸郎,鈴木隆子,喜多條忠,来生えつこ,谷村新司,有馬三恵子,竜真知子,岡本おさみ,石川鷹彦
- 出版社/メーカー: ソニーレコード
- 発売日: 1998/08/21
- メディア: CD
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