ケータイ刑事銭形舞1話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
今回からは「銭形舞」の裏ネタ編ということにしました。(2クール/3クールある「愛」/「泪」は先送りにして、1クールの「舞」を3ヶ月かけないで片付けてしまう予定です。日曜日の「海」とパラレルと言う状況を続けます。))第1話の物語は「舞姫登場! ~トップアイドル殺人事件」ということで、舞ちゃんの初登場ということになるが、今回は劇中に出てきた踊りの種類から「ヒップホップ」「フラメンコ」について記すことにする。尚、「朝っぱら娘」「ゴマミ」というのは「モーニング娘。」「ゴマキ」が元ネタであるということだけにしておき、元ネタの方は記さないことにします。
尚、約2年前になるが、MBSの再放送の時に記した記事は「ここをクリック」してください。
「ヒップホップ」:1960年代の終盤から1970年代にアメリカ・ニューヨークで発生した黒人によるストリート・カルチャーの総称である。(歴史的にはせいぜい40年というものであり、20世紀のいくつかの音楽ムーブメントの一つである。)「ヒップホップ」と言う名称はエレクトロ・ファンクの先駆けでありその創設に大きく関わったAFRIKA BAMBAATAA(アフリカ・バンバータ)による造語である。
カラースプレーを使った地下鉄や建造物への落書き(グラフィティ)、黒人ダンス音楽に合わせてアクロバティックな踊り(ブレーク・ダンス)、レコードのリズムに合わせて語りのように歌う音楽(ラップ)、そしてDJがヒップホップの四大要素である。
その中でも、ラップは1980年代になるとアメリカに一般的に広がり、黒人に限るものでなくなり、大衆に浸透した。そして1990年代にはヒップホップ・ミュージック(ラップを含む)は頂点を極めることになり、NYを中心とするイーストコーストだけではなく、ロスを中心としたウエストコースト、さらにはフロリダやヒューストンなどのサザンの方でも新たなラップが生まれるようになった。
元々はの一つの現象を指していたが、今ではそれが大きく広がったために、意味も広がっている。こういう所にも、言葉は生きものである、ということを感じる所である。
「フラメンコ」:スペイン南部のアンダルシア地方の音楽と舞踏である。歌と踊り、ギターの伴奏が主体となったものである。歌を「カンテ・フラメンコ」、踊りを「バレイ・フラメンコ」と区別して呼ぶこともある。また、男性ダンサーを「バイラオール」、女性ダンサーを「バイラオーラ」と呼ぶ。
ジプシーに由来しているとされていて、手またはカスタネットを叩いてリズムを取りながら、足を踏みならして踊るのが特徴である。また、掛け声の方も力強く、観客が掛け声を出すことは歓迎される。(手拍子は逆に嫌われる。)
歴史は古く、ムーア人の影響や、東方音楽の要素がある。19世紀の後半にカフェ・カンタンテという舞台のある飲食店で上演されるようになり、これによって広く普及することになった。20世紀になると、その他の大きな劇場にも進出し、スペインを代表する世界的な民族舞踏となった。(スペインと言えば「フラメンコ」という人も多いですし...)
↓参考まで
ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語
- 作者: ジェフ・チャン
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2007/12/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
はじめてのフラメンコ 最新版―観て、習って、踊って…もっともっと輝くわたしになりたい!
- 作者:
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2007/05
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