キミ犯人じゃないよね?#8 [ドラマ]
今回は「銭形泪」を中心としたいくつかの物語の合わせ技という内容でした。(やはり「ケータイ刑事検定」でした。)ベースは「泪・2nd.12話」の千里眼で、そこに「泪・2nd.23話(アナザーストーリー1話)」の卑弥呼の展開になってました。→思った通りに進んでいきました。
占い師・松戸フランソワーズ小百合の名前に「さゆり」とあるのは「M2」の石川五右衛門さゆりを意識しているとか、「M1」の占いクイーンを意識しているというのは当然だが、それにしてはキャラとしたら今ひとつ。もっとぶっ飛んだキャラにして欲しかった所です。でも、演じたのがクイーン・宝積さんではないから仕方ない所でしょうかねぇ。(「さそり・悪女道」でも梅宮さんは地味でしたし...)
女優の小野田志津代が失踪、遺体が発見されるというのは、やはり毬藻クイーン・中尾美香子と同じ展開だし、遺体が発見される過程はダウジング卑弥呼と同じだし、TV中継でというのは綾小路波子だし、やっぱり林先生、遊んでいました。
でも、TV中継というところで番組の司会者が(柴田太郎ではなくて)金剛地じゃなかったというのは、遊びが足りませんね。何のためにテレ朝に柴田太郎を派遣したのか、意味がないではないか。(柴田さんの東西テレビへの売り込み努力不足もあるのでしょうけど...)で、結局これという見せ場のない柴田太郎さんでした。
さくらと宇田川がTV番組のスタジオにいたというのは、目的は違っていたが「舞・12話」の舞ちゃんと五代さんと同じであったが、その場でネタフリが用意されていなかったのは面白くなかったですね。ここで宇田川に一つネタをふって欲しかったところでした。
犯人の動機や使ったトリックも、マネージャーの市川香織の死体が発見された時点で全て分かってしまったが、そのままだったということで、完全に「ケータイ刑事検定」の出題問題用の物語でした。→一捻り入れて欲しかったが、捻りを入れてしまうと「ケータイ刑事検定」ではなくなるので、この番組の存在価値もなくなっちゃうから、それは無理か...
ささやき刑事の取り調べの所、太宰とのやりとりは良いのだが、これというネタはなし。せっかくのチャンスだったのに、「泪・1st.5話」のジローさんの目撃者のように、何かやって欲しかったところでした。
ところで、占い師・小百合には妹がいて、獄中で小百合が死んだために、その復讐と称して...という「雷・2nd.10話」のような展開の物語というのは、残り話数を考えたら無理ですね、残念ですが...(これをやったら、それこそ「ケータイ刑事」になっちゃいます...)
既に全10話で終了と言う情報を得ていたので、先週「残り3話ということで、9話でそれなりにさくらの秘密の伏線を用意して…」ということを記したが、今回、劇中で「残り2回」と口にするとは思っていませんでした。また、小百合が宇田川に言った「森田さくらには気をつけろ」という言葉、今回のオチに繋がるのはいいとして、それだけということはないでしょうね。最後に明かされるであろうさくらの秘密への何かの伏線ということにして欲しいところですけど...
次回は再びKJ脚本ということで、どれだけのネタを入れてくれるか楽しみです。
↓一応...
↓今回は泪ちゃんでした。
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