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ゴルゴ13#10 [アニメ]

今回は、依頼を受けて狙撃した相手が替え玉であり、すり替わりが行われていて、香港に高飛び、そして逆の以来がゴルゴに...というちょっとややこしい物語でした。(ゴルゴにとったら、シンプルに片付けられますが...)が、最初の部分の描写ミスにより、筆者にとってはつまらないものになっちゃいました。

麻薬組織のボス・バクシイは司法取引を行い証言するためにFBIの護送付きで出頭する所だった。が、そこを襲撃され、車外に出た所をFBIの人間と共に狙撃されて命を落とした。ゴルゴも顔をしっかりと確認していた。これはバクシイの部下のブラウンが身を守るためにゴルゴに依頼したものだった。仕事を終えたゴルゴは香港に飛んだが、そこで新たな依頼を受ける。が、それは殺したはずのバクシイであり、ブラウン殺害を依頼する。殺されたバクシイは替え玉であり、スパイク・ジョーダンというチンピラだった。が、ゴルゴはその依頼を拒否する。翌日、ブラウンが香港にやってきて、ゴルゴはブラウンに真相を確かめる。ブラウンはホテルのバクシイの所に行くが、そこにいるバクシイは替え玉のスパイクで、ゴルゴに殺されたのが本物のバクシイと分かる。スパイクは組織を乗っ取りボスとして君臨するつもりだった。そしてゴルゴ暗殺を命じ、ブラウンを射殺。その頃ゴルゴは替え玉の処分に動いていて、陽動作戦を実行、それにはまったスパイクはゴルゴに殺された。

組織のボスとなると、色々と仕組むというのも分かるが、チンピラにはやはりボスとなるだけの器が備わっていなかったということで、ゴルゴ暗殺を命じ、自分は安全と過信するなど、やっぱりな、と思わせてくれた物語でした。

でも、今回は最初に大きなツッコミ所があり、それに気を取られてしまい、ツッコミ所を探すモードに入ってしまいました。何せ、冒頭のFBIの車だが、走行中なのにタイヤのホイールは全く動いていなかったのですから...→24コマ/秒の映画ならば各映像は一瞬一瞬のもので1つの画面は全く同時刻であるため、タイヤの回転数とフィルムとが偶然にもシンクすることがあって止まっているように見えることがあるが、ビデオでは各映像は1/60間秒または1/30秒間の蓄積であり、走行中のタイヤが止まっていることはあり得ない。ということで、映画風の演出がされていた、と言えば良く聞こえるが、それは偶然起こることである。今回のように途中で車が加速することがあったら、止まっていると言うことは絶対にあり得ず、映画フィルムでも、ゆっくりと正逆回転のどちらになるかは分からないが、回転しているように見える。また、後半のタクシーが走っている所はしっかりと回転しているように描かれていた。ということで、最初の部分は「手抜き」と断言することが出来る。(演出と言うにはその理屈が分かっていない三流ということになっちゃいます)→最初に「手抜き」と見せつけられたら、見る方も気が抜けてしまう。よって、最初の部分のこの致命的な演出の失敗が全てをダメにしてしまい、物語を殺してしまいました。(急に本作に対する気が抜けてしまった筆者です。)

 

↓原作はこれに収録

ゴルゴ13 (5) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: コミック

 

↓このリムジンのタイヤはちゃんと回転します。

1/18 2004年 キャデラック デュビル リムジン ブラック

1/18 2004年 キャデラック デュビル リムジン ブラック

  • 出版社/メーカー: サンスター
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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