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BARBRA STREISAND『LAZY AFTERNOON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表されたアルバムである。邦題「まどろみの昼下がり」と記した方が分かりやすいでしょうね。「THE WAY WE WERE」(邦題「追憶」)のヒットによって新たな黄金期を迎え、前作「BUTTERFLY」も好調だった時期に発表されたアルバムであり、シンガーとしての魅力をたっぷりと魅せてくれるボーカル・アルバムである。この後、「A Star Is Born」(邦題「スター誕生」)と「GUILTY」という、彼女の代表作が生まれることになるが、それらに繋がるものが本アルバムにはある。尚、本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで最高位12位を記録するヒットとなり、ゴールド・ディスクを獲得している。(尚、年間アルバム・チャートのTOP 100にはランクインしていない。)

収録曲は以下の全10曲である。『Lazy Afternoon』『My Father's Song』『By The Way』『Shake Me, Wake Me (When It's Over)』『I Never Had It So Good』『Letters That Cross In The Mail』『You And I』『Moanin' Low』『Child Is Born』『Widescreen』。

この中からは、特に大きなシングル・ヒットは生まれていないが、『My Father's Song』がシングル・カットされてACチャートで最高位11位を記録している。また、本アルバムの中で唯一毛色の違う局である『Shake Me, Wake Me (When It's Over)』がディスコ・チャートでTOP 10入りをしている。(いずれも、Billboard Hot 200にはランクインしていない。)

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーである『Lazy Afternoon』、亡き父に捧げた曲である『My Father's Song』、たっぷりと聴かせてくれる『I Never Had It So Good』と『Moanin' Low』をピックアップしておく。また、カヴァーである『Shake Me, Wake Me (When It's Over)』も、曲自体は悪くないのだが、本アルバムの中ではこの曲はちょっと雰囲気が違っていて、浮いた様に感じてしまうので、アルバムからのお薦め曲としてではなく、この曲を1つの曲として、アルバムとは別扱いということにして、お薦め曲に加えることにする。

彼女の歌唱力は既に定評があり、暖かみと広い声域を持ったボーカルには感動を覚えることになる。じっくりとボーカルを堪能することが出来るということで、大人の鑑賞に堪えうるアルバムである。じっくりと聴きたいところである。

 

Lazy Afternoon

Lazy Afternoon

  • アーティスト: Barbra Streisand
  • 出版社/メーカー: Sbme Special MKTS.
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: CD


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