白井貴子『白井貴子 ゴールデンJ-POP THE BEST』 [音楽(特撮/邦楽)]
表題のアルバムは2001年にリリースされた彼女のベスト盤である。'80'sの中盤以降、ガールズ・バンドをはじめ、女性ロック・シンガーが多数登場して活躍することになるが、彼女はその先駆けとなる存在で時代をリードした女性ロッカーである。また、1976年のモントリオール・オリンピックで金メダルを取った女子バレーボールのエースアタッカーと同姓同名ということも話題になった。(当然、別人です。)
収録曲は以下の全15曲である。『プリンセス・ティファ』『ホーリー・ナイト』『ロック・トゥナイト』『ストレートに抱きしめて』『夢中だいすき』『ウイークエンド』『イエスタデイズ・ドリーミン』『シー・イズ・ア・ゴー・ゴー』『チャンス!』『マイ・グローリー・ロード』『フーリッシュ・ウォー』『ラズベリー・ガン』『テーマ・フォー・ネクスト・ゲート~ネクスト・ゲート』『カラー・フィールド』『ハッピー・ニュー・イヤー』。
本アルバムの特徴は、自身で選曲されているということで、アルバム未収録曲も収録されていると言うことである。通常アルバムであれば、これは特に魅力とならないが、ベスト盤と言うことになると話が違ってくる。本人の思い入れもより深く出てくるだけに、これは見逃せないポイントである。また、代表的な曲もしっかりと選曲されているので、ベスト盤に求められる条件はクリアされている。
尚、本アルバムはベスト盤なので、お薦め曲となると何だかんだで「全部」となってしまうので、ここでは筆者のお薦め曲のピックアップは自粛しておきます。
'80'sの音楽シーンの流れを語る上で、彼女の存在は書かすことが出来ないだけに、ライブラリーに加えておきたい1枚である。
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