ケータイ刑事銭形舞7話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
今回の「銭形舞・裏ネタ編」は第7話の「忙し過ぎる死体 ~チーフ脚本家殺人事件」です。週に複数の物語について記しているので、もう半分まできてしまいました。
この物語は、丹羽Pをはじめ、スタッフさんや裏方さん、更にはマネージャーたちもがそのまま画面に登場しているということで、裏ネタがたっぷり詰まった物語である。また、途中で役を演じる役者が本人から役者に交代するという、普通ではあり得ない物語である。(が、「ケータイ刑事」らしい物語と言うことも出来る。)
今回は、余りにもネタが多いので、後にも再度ネタとなっている事柄の中から「探偵学園Q」について、そして「オセロゲーム」について記すことにする。また、この物語には「赤坂5丁目再開発計画」という名称が出てくるが、これは2008年3月にオープンした「赤坂サカス」によって完了していて、TBS会館も今はありません。(余談でした。)
尚、約2年近く前のMBSの再放送の時に記したこの物語の記事は「ここをクリック」してください。
「探偵学園Q」:後のネタとしては「銭形泪」に登場する「海王星団」が、本作に登場する犯罪組織・冥王星をパロったものである。(TBSでアニメ化された時、丹羽Pがプロデューサーとして参加していて、シリーズ構成を林誠人先生が担当している。)
2001年から2005年まで、週刊少年マガジンに連載された漫画であり、原作は天樹征丸、作画はさとうふみやである。2003年4月からアニメ放送された。この時に丹羽Pとチーフ脚本家の林先生が関わっている。アニメ放送はTBS系で行われ、2004年3月まで1年間、全45話が放送された。
その後、日テレ系で実写ドラマ化されて、2006年7月1日に単発のスペシャル・ドラマとして放送された。それから1年後の2007年7月から9月に、連続ドラマとして全11話が制作、放映された。が、日テレ・ドラマでは丹羽Pをはじめ、「ケータイ・ファミリー」は関係していない。(連続ドラマでは、何人かが1話限りのゲストとして出演している。)
「オセロゲーム」:後のネタとしては、映画「M1」の舞ちゃんの事件で、被害者・林誠人が死の直前までオセロゲームをしていた、ということになっていて、今回登場したネタが再度使われている。
オセロゲームは2人でプレイするボードゲームであり、8×8の64マスに黒/白のコマを置き、相手のコマを挟んで自分のコマの色に返し、最終的にコマの数が多い方が勝ちになる単純なルールのゲームである。コマを打つ時、必ず相手のコマを裏返すマスに打たなければならないのと、打てるマスが無い場合はパスをして、全てのマスにコマが置かれるか、両者とも打てるマスが無くなった時点で終了となる。また。パスの回数制限はない。
「オセロゲーム」は日本人が考案したゲーム(ルールを整えた、と言うのが正しいところであろう。)であるが、それ以前にも外国に「リバーシ」というゲームがあり、世界的には「リバーシ」の名前で知られている。リバーシは19世紀後半にイギリスで考案されたゲームである。基本的には「オセロゲーム」と同じであるが、部分的にルールが違っている所もある。また、「リバーシ」自体も日本に入ってきている。
現在、「オセロゲーム」は世界でも大会が行われているポピュラーなゲームの一つになっている。
また、ルールが単純であるため、将棋、囲碁、チェスと同様に、コンピュータによる題材としても有名であり、コンピュータ・ゲームでもポピュラーなものの一つである。が、現時点では8×8マスでは完全必勝手順は発見されていない。(6×6マスでは後手必勝手順が解明されている。)→発見されると、それは快挙であるが、そうなると熱中する人も激減してしまいそうな気がするんですけど...
また、オセロゲームのマスを拡張させたグランドオセロや、変形させた88オセロなども、現在は大会が行われる。
探偵学園Q (1) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (3024巻))
- 作者: 天樹 征丸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/09/17
- メディア: コミック
探偵学園Q THE LAST MYSTERY (KCデラックス)
- 作者: 天樹 征丸
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/10/17
- メディア: コミック
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