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BEE GEES『BEE GEES' 1ST.』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年に発表されたアルバムである。タイトルに「1st.」の文字があることから、デビュー・アルバムと考えるのは普通であるが、これは世界デビュー盤ということであり、彼らのデビュー・アルバムではない。(彼らにしたら3枚目のアルバムになる。)初期BEE GEESの名曲がたっぷりと詰まっていて、じっくりと聴かせてくれるアルバムである。アメリカでは最高位7位、イギリスでは最高位8位、西ドイツ(当時)では最高位4位、フランスでは最高位2位というように、各国で大ヒットを記録して、いきなり世界的スターとなったアルバムである。

収録曲は以下の全14曲である。『Turn Of The Century』『Holiday』『Red Chair, Fade Away』『One Minute Woman』『In My Own Time』『Every Christian Lion Hearted Man Will Show You』『Craise Finton Kirk Royal Academy Of Arts』『New York Mining Disaster 1941』『Cucumber Castle』『To Love Somebody』『I Close My Eyes』『I Can't See Nobody』『Please Read Me』『Close Another Door』。

この中からシングル・カットされてヒットを記録したのは『New York Mining Disaster 1941』(アメリカではBillboardのシングル・チャートで最高位14位、イギリスでは最高位12位)、『To Love Somebody』(アメリカではBillboardで最高位17位、イギリスでは最高位41位)、『Holiday』(Billboardで最高位16位)を記録している。尚、US、UK以外の国々でも、欧州各国やオーストラリアでも大ヒットを記録している。(但し、いずれの国でもNo.1は獲得していない。)

本アルバムからのお薦め曲は、シングル・カットされてヒットを記録した『New York Mining Disaster 1941』『To Love Somebody』『Holiday』はエヴァーグリーン・ミュージックとして現在でも感動を与え続けている曲なので、言うまでもないでしょう。それ以外では、『One Minute Woman』『In My Own Time』『I Can't See Nobody』『Close Another Door』という所をピックアップしておく。

'60'sのBEE GEESというと、フォーク調のサウンドに綺麗なコーラスがというイメージが強いが、少し毛色の違う局もあるということは、ちょっと新鮮かもしれないですね。ただ、'70's後半の世界的ディスコ・サウンドの一大ブームの時の彼らとは違った雰囲気があるということでは、'60'sの彼らのオリジナル・アルバムはとても聴きやすいアルバムであり、'60'sポップスの魅力に満ちあふれたアルバムである。彼らの世界進出を祝うように大ヒットしていることから、彼らを語る上では忘れてはならないアルバムである。

 

Bee Gees' 1st

Bee Gees' 1st

  • アーティスト: The Bee Gees
  • 出版社/メーカー: Rebound
  • 発売日: 1995/04/16
  • メディア: CD


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