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東京少女・大政絢#1「幸福荘ものがたり」 [ドラマ]

7月のヒロインは6代目・銭形海大政絢ちゃんということで、またまたこの時間に帰ってきてくれました。今月もやはり、4つの別々の物語ということだが、今月の4本は、あのアパートにまつわるヒロインということで、時間は別々だが、1つに繋がるストーリーの様です。(少しは「東京」という所に拘りを出して貰いたい所です。それが無ければ、「恋日」の作品群と言ってもおかしくない内容ですし...)

主題歌はちゃんということで、ひょっとしたら「銭形海」の時に歌っていた曲を流用するのでは?という心配があったが、それもなく、バラード調の『トウキョウノウタ』という曲でした。(5月の水沢エレナの『蕾』が良い曲だったが、こちらも聴かせてくれる良い曲ですね。)

OPのタイトルの所、髪が短くなっているということもあって、銭形海とは違う雰囲気がありますね。でも、ドラマ本編の方ではそうなっていないので、OPの所だけの(ショートに見せる)演出でした。また、時々暗い表情をしていたが、そうなると「エコエコアザラク」の黒井ミサというような雰囲気を感じました。(以前からこれは感じていますが...)

尚、絢ちゃんがヒロインとなると、これまでの3人(山下リオ、水沢エレナ、桜庭ななみ)、そして8、9月の2人(岡本杏理、瓜生美咲)たちよりも実績があるだけに、安心して見ていられます。(よって、少し厳しい目で見ることにします。)尚、芸歴と言う点では、岡本杏理の方が長く、「牙狼」に出演していました。

ケータイ小説を書くヒロインということで、それをテロップで上手いこと映像に重ねてスクロールさせていたが、字幕スーパーとは違って上手く物語に溶け込ませていましたね。

また、今回は八木小緒里(八木小織、または八木さおりという表記の方がピーンと来るのだが、現在は「八木小緒里」と改名している。)が出ていたが、3話の「恋忍者☆服部絢蔵」にも出演しているのと、「怪談新耳袋SP・ぎぃ」にも出演しているので、立て続けにちゃんと共演したことになる。それにしても「八木小織」の名前だった時とあんまり変わっていないですね。→20年前に「ケータイ刑事」があったら、と思ってしまう一人です。

高校生の水垣絢が幸福荘というアパートに引っ越してきた。(荷物を運んでいる軽トラックが「丹羽運送」というのは、やっぱりという所ですね。)これまで嘘ばかりを書いてきた絢は、これからは本当のことを書くと決めていた。彼女は夏休みを前にして学校を辞めて、2学期から定時制高校に転入、またこのアパートは母が、家を離れて一貸せやり直せるように、と用意してくれたものだった。

アパート(やはり、これまでのBS-iドラマで見たことのあるアパートです。)の前で「幸福荘」という表札を見て「しあわせそう」と読んでいた絢。で、「幸福荘ものがたり」というケータイ小説を書き始める。

部屋の片付けをしながらも、少しずつケータイ小説を書いては投稿していた。

夜、下の部屋の志摩さんの部屋から喧嘩の声が聞こえ、窓から外を見ると、志摩さんが階段に腰を下ろしていて、缶ビールを飲んでいた。で、話をする2人。(この時「幸福荘」が「こうふくそう」ということも教えて貰っていた。)前髪を赤く染めている志摩さんは、彼と喧嘩別れしても飄々としていて、信じていれば幸せになれると信じている前向きな女性だった。

絢は自分のケータイ小説の人気ランキングが気になっていた。で、ベスト10に無いとふさぎ込んでいた。

昼過ぎにチャイムが鳴って目が覚めた絢。それは新聞の販売員で、無理矢理契約させようとしていた。(かなり強引でした。)そこを「人の娘に何か用?」と言って首根っこを掴む志摩さんに助けられた絢。この辺りはやはり年の功ですね。

メールをする相手もおらず、孤独を感じる絢は、やはり、ケータイ小説の人気の事が気になっていた。一日中アパートに閉じこもり、携帯を相手にしている絢に、志摩さんが声を掛けてきた。で、志摩さんの部屋で食事を食べさせて貰い、色々と話をする。(志摩さんって、結構世話好きですね。しかもいい人です。)

そんな志摩さんは、正社員になれるかも知れないと浮かれていた。また、志摩さんは「こんなノート書いてる」と言って「はっぴーえんでぃんぐのーと」というものを見せてくれた。「遺書」と言う志摩さんは、これに自分の人生を、その時の目標や夢、そしてどんな葬式を出して欲しいかなど、自分の幸せの形を記していたのだった。

そのノートを見た絢は、志摩さんが不幸になるという内容のケータイ小説を書き始めることにした。(ここでAパート終了、経過時間は約13分半ということで、Bパートは約12分半となります。)

それから暫くして、志摩さんが「私、仕事辞めちゃった」と絢に声を掛けてきた。で、絢は自分が書いた小説が現実になったことを知る。志摩さんは、正社員どころか契約を切られてしまったと言うが「強は私の退職祝い」と言って前向きだった。で、「はっぴーえんでぃんぐのーと」を書き始める志摩さん。絢もケータイ小説を書き始める。

そんな中、ケータイ小説の人気ランキングで「幸福荘ものがたり」が突如1位となった。それを師って喜ぶ絢。で「これで私も新進気鋭の高校生作家だ」とその気になり、志摩さんを更に不幸にする内容にすることにした。

ある日、志摩さんが出掛けるのを見て、声を掛けようとした絢だったが、志摩さんは新しい彼と出かける所であって、声を掛けられなかった絢。それと共に、「幸福荘ものがたり」の人気人キングは下降線で、「何で?」と絢はその原因が分からず、もっとドラマティックに、不幸に書くことにする。

夜、志摩さんが絢の部屋に転がり込んでくる。「ふられてしまいました」と言う志摩さんに絢はこれまでのいきさつを話す。自分の理想型を書いただけなのに、それを本気にした友達から嘘つき呼ばわりされたことを話し、志摩さんに「落ち込まないで下さい」と励ます。が「何で私が落ち込む?」と志摩さん。「ふられたんですよね?」と確認する絢に「私は雨に降られたのよ」と笑って返す志摩さん。が、志摩さんは、絢が、自分がふられたら嬉しそうなのに、そうではないと分かった途端、落ち込むのをしっかりと分かっていた。また、「私を可愛そうという目で見るのは止めなさい。私を不幸にすることで自分はそれより幸せだって思いたいんだろうけど、それじゃあいつまで経っても本当の幸せはやってこないよ。他人から幸せって思われるんじゃなくて、あなた自身が幸せだって思わなきゃ意味がない」と、良いことを言ってくれます。(やっぱり、年の功ですかね。)で、絢は自分の幸せを分かっていないことに気づいた。

数日後、志摩さんが帰ってくると、丁度引っ越しの荷物運びが行われていた。実家に実家に帰ることにしたのだった。志摩さんに挨拶をする絢に「ケータイ小説、まだ続くの?」と志摩さん。志摩さんはタイトルと作者名(AYA)から知っていたのだった。で「結末はハッピーエンディングにしてよね」と注文していた。

絢は、今、幸せなのか、よく分からなかったが、ほんの少しだけ、幸せに近づいた気がする、と感じていた。(そして、絢ちゃんの歌う『トウキョウノウタ』が流れてくると、エンドロールとなりました。)

次回の物語は「100万回の孤独」という物語です。今回の物語では小説家志望の少女だったが、今度はマンガ家志望の少女ということになっています。周囲から存在を感じて貰えず、孤独に悩む少女の物語ということだが、今回の物語のB面というような気がしないでもないのですけど... 兎に角、存在感が薄いの孤独という心を如何に演じているのかが楽しみです。

「BS-iドラマ倶楽部」からのお知らせのバックの映像は、やはりいつもの高速道路と東京タワーを中心として夕景ということでした。(やはり、4月の「山下リオ」の時が特別だったようです。)

ちゃん、随分と上手くなりましたね。やっぱり丹羽Pが見出した人材です。が、この物語では、そのちゃん以上に、八木小緒里が良い味を出していました。高校生の絢にとっては、全てを分かった上で力になってくれる、実に良いお姉さんという感じが出ていました。この辺りは、やっぱり人生経験の差が出ていて、今回の物語のポイントでもあって、良い所でした。(童顔で若く見える(流石に女子高生は無理ですが...)が、良い年齢の重ね方をしていますね。)こうなると、「怪談新耳袋SP・ぎぃ」と「東京少女・大政絢」の第3話の「恋忍者☆服部絢蔵」(ひょっとしたら、志摩さんと繋がりがある役を演じているのかも???)がとても楽しみです。

ところで、7/4から「ダビング10」が運用されることになったため、今回の物語からは「コピーワンス」ではなくて「ダビング10」になったので、DISCにダビングする時、失敗しても大丈夫という点では良くなりました。が、DISCにダビングした後、いつまでもHDDに残しておくと、あっという間にHDDの残量が無くなってしまうので、消去しないといけない、という手間が増えることにもなる。コピーワンスだと、自動消去となるので、「消去」という作業は不要だったが、「消去」を意識していないと、今後大変なことになりそうで...(DVDならともかく、BDだとあっという間に50Gぐらいは消費しちゃいますから...)

 

今朝、↓に関して入電が入りましたね。しかも、仕組んだように10時に送信しちゃって...

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↓「幸福荘」、↓のように、もう少しオシャレであっても...

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