SSブログ

ゴルゴ13#16 [アニメ]

今回の物語は、見方によったら殺人マシーンとしてゴルゴが行動していて、しかも都会の中でテロを行っているようにも見える物語でした。洗脳されていて戦闘マシーンとなった人たちを容赦なく撃ち殺していくのは、非情のプロとはいっても、ちょっと疑問を持つところでもありました。

新興宗教の教祖・ミハイル。仮面を付けている彼は、信者たちのまえで奇蹟を演じ、自分に忠誠を誓わせて、自ら自爆テロを行う先頭集団を作り上げていた。彼の手先となった洗脳された信者たちは、自爆して要人暗殺を次々と成功させていた。そこに、潜入捜査で刑事が入り込むが、ミハイルに正体を見抜かれて殺された女刑事がいた。その婚約者である刑事のリンチは、彼女の復讐のために、ゴルゴにミハイルの殺害を依頼した。金はマフィアから奪った金だった。ゴルゴはミハイルの教団が入っている「ミハイルの城」と呼ばれる高層ビルに信者になるふりをして潜入する。が、ミハイルはゴルゴの雰囲気にただ者ではないと気づき、ゴルゴを監視するように命じた。また、マフィアは金を奪われたことで、リンチを襲い、金を取り返そうとしてミハイルの城に殴り込む。が、あっさりと返り討ちに遭い、ミハイルは自分が狙われていることを知り、ゴルゴが狙っていると気づく。で、戦闘マシーンを使ってゴルゴを始末するように命じた。戦闘マシーンは手榴弾を使って自爆してゴルゴを倒そうとするが、ゴルゴは次々と倒していく。そして高層ビルを舞台に、壮絶なバトルが始まる。マンホールに逃げたゴルゴは、そこから潜入、地下にある死体を沈めてあるコールタールのプールでミハイルを始末した...

展開は映画「ダイハード」や「ランボー」のような所があり、これはこれで面白いのだが、ミハイルがどうして仮面を付けるようになったのか、など、ミハイルに対する人物描写が足りない。また、ゴルゴも依頼された殺しとはいっても、まるでテロリストのような暴れぶりであって、プロのスナイパーらしさが無い。(ミハイルの殺し方も、スナイパーではなくて「必殺仕掛人」(あえて「必殺仕事人」と記さない)の某キャラクタのようでしたし...)

ということで、2クール目に入って、ここのところ、少しダレている物語が続いていて、今ひとつでした。(この前に「東京少女~エチュード・秘密」という面白い作品を見ているだけに、更に本作が悪く見えました。)

この物語は「SPコミック収録巻数:112巻」に収録されています。

ゴルゴ13 (112) (SPコミックス)

  • 作者: さいとう たかを
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: コミック

 

↓一応これらを

ダイ・ハード

ダイ・ハード

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD

必殺仕掛人 上巻

必殺仕掛人 上巻

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

必殺仕掛人 中巻

必殺仕掛人 中巻

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD

必殺仕掛人 下巻

必殺仕掛人 下巻

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。