篤姫#30 [ドラマ]
今回は、BS-hiの放送と同時スタートで「怪談新耳袋 ~幽霊マンション」の放送があり、そちらを見ることにしたので、「篤姫」を見たのがいつもより遅くなったため、レビューも遅くなりました。(愛お姉ちゃまと泪お姉ちゃまが被るとこうなります。舞ちゃん、零ちゃん、雷ちゃん、海ちゃんだったら、内容にもよるが、基本的に愛お姉ちゃまを優先させるのですけど...)
今回の物語は、これまでの「篤姫」とは随分と雰囲気の違う物語となりました。まあ、御台様から天璋院様になって、新たな章に突入したしたのだから、ある程度の変化があるとは思っていたが、こうも変わると別番組という感じがして、違和感の方が先にありました。
また、今回は篤ちゃん(天璋院)の周辺がサブという感じになっていたこともあって、開店休業とは言わないものの、半休といった感じがしました。で、その間に登場人物の方も次々とお役ご免ということになって、整理が進みます。(次回がその一つのヤマ場ですね。)
次の将軍になることが決まった慶福が江戸城に入り、名前の方も家茂と改めた。そんな中、大老・井伊は一橋派だった人間の弾圧に本腰を入れ、安政の大獄が進んで行く。追っ手は西鄕にも伸びていた。で、西鄕の逃亡劇と、薩摩の物語へと...
家茂が将軍となり、天璋院の元へ。井伊のたぬきぶりが何とも言えない所であって、敵役というものを全て背負っている。井伊は西鄕の居場所を尋ねるというように、憎まれ役としての素養をたっぷりと発揮していました。
また、家茂は天璋院に「母上様」と言って「家族」だと言うことを伝えた。で、天璋院もその言葉に安らぎを感じていた。→家茂の方が年下であるが、本作では恋人関係になりそうな二人という感じですね。(歴史では、家茂は13歳で将軍となるが、そんな年はに見えず、篤姫と同年代に見えてしまう(「キャスティング上のミス」ということが出来る。)だけに、(義理の)母と子ではなく、姉弟でもなく、恋人関係になる直前としか思い浮かびません...)それを思ったら、後に家茂と結婚する和宮に対しての嫁いびりには嫉妬も入っていて面白くなりそうな気が...(それでなくても、妹(舞ちゃん)イジメだけではなくなりそうな予感があるだけに、楽しみです。)
(次回への前振りとして)幾島が大奥を去りたいということを告げた。天璋院の側にいたいという気持ちがあるのに、それを押し殺して、色々と理屈をこねていたように見えました。
次回は、幾島が大奥を去ることになるが、単に暇を与えられての退場ではなく、村岡にも及んだ(弾圧の)追求の手を救うために天璋院が手を打ち、そのために大奥を去ることになるようですね。ということで、単なる退場とは違うようです。
今回は、これまでの「篤姫」にあった面白さがなくて、つまらない物語でした。(「新耳・幽霊マンション」を見ることにして正解でした。)まあ、こういう回もあるでしょう。それだけ長丁場の物語ですから...
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若者たちに維新を託して―吉田松陰、安政の大獄に散る (新ものがたり日本歴史の事件簿 2)
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