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「HELL NIGHT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1981年の映画「ヘルナイト」である。「エクソシスト」でお馴染みのリンダ・ブレア主演のホラー作品である。それにしても、彼女は本作のようなB級ホラー作品ばかり出演するようになっちゃいました。が、これも「エクソシスト」で悪魔に取り憑かれたため?と思えてしまう...

作品データを記しておくと、時間は102分、監督はトム・デ・シモーネ、脚本はランドルフ・フェルドマン、撮影はマック・アールバーグ、音楽はダン・ワイマンである。そして出演は、リンダ・ブレア、ヴィンセント・ヴァン・パタン、ピーター・バートン、ケヴィン・ブロフィ、ジェニー・ニューマン、スキー・グッドウィン、ジミー・スターテバント、たちである。

本作は1981年のシトヘス恐怖映画祭で特別賞を受賞している。また、ゴールデン・ラズベリー賞では、ワースト主演女優賞部門にリンダ・ブレアがノミネートされている。(受賞こそしなかったが、受賞しない方が良い賞ですし...)

大学のクラブの新入生歓迎行事で怒った恐怖を描いた作品である。毎年、新人会員に対する歓迎行事が行われているガース館。新入生はそこで、「ヘルナイト」と余晴夜は一夜をすごす事になっている。今年もその日がやってきて、会長のピーターは新人会員4人をガース館に連れていく。彼はここで、12年前に親子6人の心中事件があったこと、発見された死体は4体であり、2人はまだ生き残っているかも知れない、と話す。4人は館の中に入り、ビーターは門に錠をかけると去っていく。4人の新人の中、セスとデニースは2階へ、マーティとシェフは1階に残った。一方、ピーターはスコットとメイを連れて館に侵び込むと、予め用意しておいた悲鳴を聞かせて4人の新人を恐がらせていた。そんな中、メイが何者かによって地下室に引きずられていき、殺された。また、屋上で次の悪戯の準備をしていたスコットも殺され、ピーターも串差しになった。謎の殺人鬼は、悪戯をする3人を片付けると、次は中にいる4人を襲い始める。デニースの姿が消え、セスは外に飛び出していき、警察に駆け込むが、話を信じて貰えず、銃を盗んで館に戻ってくる。殺人鬼を射殺したものの、セスも殺された。ジェフも殺され、唯一人生き残ったマーティは自動車で逃げだそうとするが、もう1人の殺人鬼がいて、マーティを襲ってきた...

最初は、学生のお遊び(所謂、肝試しといったところですね)といった感じで物語が進んで行くということで、すんなりと入っていける。登場人物が次々と殺されていき、ヒロインが唯一人生き残るという展開は、この手の作品では定番であるだけに、ある程度先読みが出来てしまうが、それなりに恐怖を感じる事が出来るので、まあ良いでしょう。でも、殺人鬼が2人いた、というのは、ちょっと反則っぽいところである。この辺りがB級作品の範疇になってしまうところでもある。が、L.ブレア主演作ということを考えたら、如何にも、といったところである。

一応、ホラー作品ということになるが、前半は青春ものの要素があり、中盤以降はサスペンスの要素もあり、ホラー度は決して高くないので、ホラーが苦手という人もそれなりに楽しめる作品である。

 

ヘルナイト

ヘルナイト

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


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