名曲探偵アマデウス#13 ドボルザーク「新世界から」 [ドラマ]
今回はドボルザークの「新世界から」です。この曲もよく耳にすることある楽曲であるだけに、カノンさんの発言を楽しみにしていたら、やっぱりやってくれたカノンさんでした。(期待にしっかりと応えてくれるカノンさんです。)
所長は、前回と同様に無精ヒゲがあったが、今回はカノンさんも髪型を変えていたことで、今までとは全く違う雰囲気があったが、ノリはやっぱり同じでした。本当に楽しんでいるカノンさんですね。
所長にお茶を入れたカノンさん。が、「何度で入れたの?」と聴かれて「ちゃんと沸騰したお湯で...」と答えると、「煎茶は70度で入れるのが常識」と返す所長。これに「音楽以外も詳しいんですね」と言う反応をしたカノンさん。やっぱり所長の事が好きなようですね。
飲料メーカーに勤める依頼人がやってきて、曲のメロディを口ずさむと、カノンさんは「下校の音楽!」と反応したが、確かに学校では放課後になるとこの「新世界から」を誰もが耳にしているだけに、ここは良い味を出すカノンさんらしい所でもありました。当然、表情豊かで、色んな表情を見せてくれるのはいつもの通りだが、髪型が違うことで、今までよりも大人びた雰囲気で、魅せてくれました。
でも、緑茶コーヒーというものを開発するって、この発想が凄い所です。(→やっぱりこれはNHKの発想ではなくて「ケータイ刑事」の発想のように感じる所である。)しかし、カノンさんの最初の反応は「何か美味しそうですね」と言うのも面白い所です。(「コーヒーは苦いだけではなくて、香りも楽しむものですよ」と依頼者に言って欲しい所もありました。)
今回のカノンさんは、LPレコードに触れる所はなかったが、今回はワンフレーズだけとはいうものの、歌を歌う所があったのは嬉しい所でした。→黒川芽以さん、ボチボチ2nd.アルバムをお願いします。
今回、「ヨナ抜き音階」の説明があったが、これは「五音音階」(「五声」「ペンタトニック」とも言う。)のことですよね。→一週間前に「ケータイ刑事銭形泪3話[裏ネタ編]」で「音階」に着いて記したばかりでもあります。(その記事は「ここをクリック」したらご覧頂けます。)
曲の後のオチは、完成した緑茶コーヒーが届けられ、缶を開けたカノンさん。匂いを嗅いで「美味しそうな匂いですよ」と言いながら、所長に「どうぞ先に飲んで下さい」と言って所長に渡し、所長も匂いを嗅いでから「君が先に飲んでくれたまえ」と譲り合うのは、やっぱり、得体の知れない「緑茶コーヒー」ということで、お互い、どんな味なのか、毒味のつもりだったんですね。(毒が入っていないのはいうまでもないが、変な味がすると思ったのは間違いない。)で、ジャンケン勝負で勝ったカノンさんが「やった~」と言って、グーを握りしめて喜んでいたのが動かぬ証拠です。(所長はチョキでした。)
それにしても、所長とカノンさんの息も合っていて、楽しい楽しいコンビになったものです。
来週はファイルNo.006のドビュッシー「前奏曲集」の再放送で、その翌週はオリンピック放送でお休み、22日は今回のドボルザーク「新世界から」の再放送の予定で、次の新作(ファイルNo.014、ショパンの「24の前奏曲」作品28 雨だれ 他)の放送は8/29です。また、8/3のBS-2の放送は、BS-2では未放映のファイルNo.012・ラフマニノフの「ピアノ協奏曲・第2番」で、8/10&17はお休み、8/24が今回BS-hiで放送された ドボルザーク「新世界から」の予定となっています。(土曜の再放送の方は8/30までありません。)
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