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ケータイ刑事銭形泪4話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形泪・1st.4話」の「舞台の上で死ねれば本望だ! ~劇団ちからわざ俳優殺人事件」についての「裏ネタ編」は今回が4回目ということになるが、今回は事件のトリックに関係する事柄に関して記します。で、「感電」について、そしてこれに付随する形で「素足」についてと「」について記すことにする。尚、約2年半前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

感電」:電気の通じている導体に身体の一部が接触して衝撃を受けることを言う。また、「電撃」と呼ばれることもある。原因は色々とあり得るが、人体に電流が流れて傷害を受け、重度の場合は心臓停止に至ることがある。これによって受けた傷のことを「電撃傷」といい、これには火傷のように皮膚に損傷を与えるものや表皮剥離、潰瘍、電紋、電流斑などがある。更に重度になると、心停止のような臓器の機能障害までがある。

電撃傷は、身体を通過して電流量と通電時間による。よって、家庭用の100ボルトまたはそれ以下の数十ボルトの電圧であっても、大電流、または長時間の通電によっては死に至る場合がある。また、静電気の電気ショックは数千ボルトから数万ボルトの電圧となるが、電流量は微々たるものであり、また通電時間も一瞬なので、大きな電撃傷を受けることは殆ど無い。(落雷を受けるとなったら大電流となるので、そちらで死に至ることになり得る。)

感電が起こるのは、電気的に閉回路が形成された場合である。例えばスズメやカラスが1本の電線上に止まっても感電しないのは閉回路が形成されないためである。(→人間も1本の送電線にぶら下がるのだったら、閉回路が出来ないので感電しない。が、身体の一部が鉄塔と接していたり、2本の送電線にぶら下がると、閉回路が形成されるので感電する。)

感電を防ぐには、電気機器を一切使わなければいいのだが、現代社会に置いてはそう言うことは不可能である。(無人島にでも行って、自然の中で完全自給自足の生活をするのなら関係ないでしょうけど...)対策は、電気機器にアースを付けることが有効である。また、水に濡れた状態では電気機器に触らないようにすることでしょう。(特に洗濯機のアースは大事です。)

尚、落雷による感電(電撃死、感電死)ということもあり得る。(落雷によって死亡するのは世界中で年間に1000人以下。但し、直接落雷喰らうだけでなく、落雷の二次的災害での死亡者も含んでいる。)これに対する予防策は「落雷に対する対応策」(個々では省略します)を頭に入れておいたらよろしいかと...(それにしても、この時期、??ちゃんは大暴れしてますね。ここのところ、連日??????ですから...)

素足」:足袋や靴下などを履いていないむき出しの足のことである。尚、「裸足」とは履き物を履いていない足のことを言うので、正確には「素足」と「裸足」は意味が異なる。が、「素足」にも「履き物を履いていない足」のことを指す場合があって、区別されない場合もある。→「裸足」は履き物を履かずに地面を歩く場合の足を指す。このため、「裸足で風呂に入る」とは言わず「素足で風呂に入る」というのが正しい使い方である。(風呂場では基本的に履き物を履きません。)また、「素足にサンダルを履く」は正しいが「裸足にサンダルを履く」というのはあり得ないことである。(一部の辞書ではこれを認めているものもありますけど...)

※混乱されている単語であるため「日本語としての正しい意味を知ろう」という意味合いで取り上げました。こういうことを再確認させてくれるのも「ケータイ刑事」の教育的な所である。

」:言うまでも無く、酸素と水素が結合した化合物で、分子式「H2O」、英語で「Water」という、無色透明の液体のことである。(但し、純粋な場合。)固体の水を「氷」、気体の水を「水蒸気」と言う。

化学的な性質を記しておくと、1気圧の元で、0゜Cが融点、99.974゜Cが沸点である。(100゜Cというのは正確ではない。→昔は100゜Cと定義されたが、不純物の影響でこれは正しくないということで、現在では定義が変わっている。)また、3.98゜Cの時、密度が最大となる。また、純水であれば導電性は殆どないが、一般的に「水」と言うと、何らかの不純物(H2O以外の物質)が混ざっていて、それによって導電性になるので、日常生活では「導電性」のあるものと認識しておきましょう。

地球上の動植物の70~90%は水であり、人体も60~70%は水である。生命体にとっては必要不可欠な物質であり、水があるからこそ生命体は生きていると言って良い。

地球上に存在する水は、総量の約97%までもが海水であり、淡水として存在しているのは3%弱でしかない。が、その大半は氷河や氷山であって、淡水湖や河川の水量は僅かである。

現在では、誰もが「水」は水素と酸素の化合物であると知っているが、昔は違っていた。紀元前のギリシャでは、タレスが「万物の根源は水」と考えた。更にその考えが受け継がれて、エンペドクレスは「水、空気、土、火」の4大元素から全ての物質が構成されるという四元素説を唱え、アリストテレスもこれを継承した。また、その当時の東洋でも、「木火土金水」という5大元素から万物は構成されるという「五行説」が唱えられていた。「水」が元素ではなくて化合物ということを発見したのは、1784年のキャンベンディシュである。(水素と酸素を電気火花によって爆発反応を起こさせると水が出来ることを発見した。)翌年、ラボアジェが、瑞葉水素と酸素の化合物であることを確認した。→まだ200年ちょっとしか経っていないんですよね...

 

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