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MANIAC(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1981年のアメリカ映画「マニアック」である。頭皮剥ぎや頭部破壊という強烈な残虐シーンで知られる猟奇ホラー映画である。血を見たいと言う方にはたまらない作品である。

作品データを記しておくと、時間は86分、原案はジョー・スピネル、監督はウィリアム・ラスティグ、脚本はC・A・ローゼンバーグとジョー・スピネルの2人、撮影はロバート・リンゼイ、特殊メイクはトム・サヴィーニとロブ・ボッティン、音楽はジェイ・チャタウェイである。そして出演は、ジョー・スピネル、キャロライン・マンロー、ゲイル・ローレンス、トム・サヴィーニ、ケリー・パイパー、リタ・モントーネ、ハイラ・マーロウ、ジェームズ・ブルースター、リンダ・リー・ウォルター、トレイシー・エヴァンス、シャロン・ミッチェル、ネリア・バクマイスター、たちである。

ニューヨーク。夜の町をうろつく殺人鬼。彼は、女性を襲って殺した女性の頭皮を集める異常な趣味を持っていた。そして、収穫物を自室のマネキン人形に打ち付けていた。そんなフランクはマザコンであり、ある時、母の墓の前で殺そうとした女性に逃げられ、母に責められた。家に戻ったフランクだったが、不思議なことが起こり、彼に殺された被害者たちが襲ってきた...

特殊メイクと残酷シーンは見所であるが、それ以外はこれというポイントが無い。が、ホラー映画ファンにとったら美味しいシーンの連続である。ということで、本作は見る人を選ぶ作品である。(ホラーが苦手な人は最初から近づかない方が無難です。)

そんな中、音楽の方はホラー映画ということではツボを抑えたものとなっている。尚、当初はMICHAEL SEMBELLOの大ヒット曲『Maniac』は本作の主題歌になる予定であったが、結局ボツになり、歌詞を集成した上で映画「フラッシュダンス」の挿入曲になったといういきさつがある。歌詞については今となっては分からないが、あのアップテンポでダンスビートに満ちたあの曲だったら、どう考えても本作には合わないと思うだけに、正しい選択だったと言って良いでしょうね。(当然、サントラ盤には収録されていない。もし収録されていたら、全く雰囲気が別のものになっていたことでしょう。また、果たして全米No.1ヒットとなったかどうか...)

本作のサントラ盤は、派手な所がなく、ホラー映画のサントラということではオーソドックスな内容である。が、音楽だけでも十分な恐怖を感じさせてくれるということで、これはこれで合格点である。映画がどうのと言うこととは関係なく、一度は聴いてみることをお勧めする。

最後に、サントラ盤の収録曲を記しておく。収録曲は以下の全16曲である。『Maniac's Theme (Main Title)』『Apocalypse New York』『On The Beach』『Hookers Heartbeat』『Little Knife Music』『Inner Voices』『Maniac Strikes Back』『Blasthim』『Blasther』『Window Shopping』『Subway Terror』『Goodby Rita』『Cemetery Chase』『Cry For Mother』『Mannequin's Revenge』『Maniac's Theme [End Titles]』。

 

Maniac (1980)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Intermezzo Media
  • 発売日: 1997/11/18
  • メディア: CD

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マニアック COLLECTOR’S EDITION

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  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • メディア: DVD


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