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ケータイ刑事銭形泪5話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

今週の「名曲探偵アマデウス」は五輪の放送のためお休みだったため、「銭形泪[裏ネタ編]」に土曜日の1本目のピンチヒッターを務めて貰います。(17日のBS-2もお休み、来週22日はファイルNo.009の再放送です。)

3回目となる「銭形泪・1st.5話」:「浦島太郎一族の悲劇 ~目撃者は亀!殺人事件」の「裏ネタ編」は、柴田さんが開発したメカ・コロンボ3号に関することとして、コロンボ3号に装備されているという「金属探知機」「赤外線スコープ」「自動追尾システム」について、一般的なものについて記すことにする。(「一般的」と記したのは、柴田太郎さんのことですから、とんでもない仕掛けがあるかもしれませんし、「ケータイ刑事ワールドむだったら少し違う理論が通用する所もありますから...)それにしても、こういうものを開発するとなると、「007」に登場するQのようになっていて、「警視庁のQ」と言ってもいいですね。

尚、約2年半前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

金属探知機」:外部から見えない金属を探知する装置である。原理は電磁誘導を利用したものであり、振動子とコイルからなるものである。振動子が発生する交流電流をコイルに通すと磁界が発生し、隠れている金属がそのコイルの近い所にあると、金属に渦電流が発生し、その渦電流によって交流磁界が発生する。よって、交流磁界を探知することで金属があることが分かる。(物理・電磁誘導を理解していたら、簡単に説明できますね。)

現在ではこれを利用したものは色々とあって、地雷原に埋められた地雷を探知するのに利用されているのをはじめ、空港のボディ・チェックを行う際にもこれが利用されている。また、地理学、地質学、考古学の調査、宝探しにも利用されている。また、工業分野(食品、衣類など)でも、金属片の異物混入がないかのチェックの為に利用されている。

最初にこれが登場したのは19世紀の終わり頃に、鉱山で利用するものが開発されたが、これは色々と問題があって、色々と制約があった。その後、色々と改良が施され、また、様々な応用が考えられて現在に至っている。

コロンボ3号に装備されているものは、隠された爆弾の探知が主目的ではないかと思われる。

赤外線スコープ」:「スコープ」とは「観察器具」という意味である。よって、「赤外線スコープ」は赤外線による観察装置ということになる。

赤外線は、可視光線(およそ380~810nm)の長波長の「赤」よりも波長が長く、電波よりも波長の短い電磁波である。(おおむね、0.8μm~1000μm)。また、波長によって、近赤外線、中赤外線、遠赤外線というように分けられる。

赤外線の特徴は、人間の目には見えないこと、可視光線よりも散乱が少ないため、煙や薄い布を透過してその向こう側にある物体を感知できること、熱源や生体の検出が出来ること、電波よりも混信が少ないこと、などがある。で、これらの特徴を活かしたものが多く利用されている。

近赤外線は、一般的な赤外線カメラやリモコン送受信機、赤外線通信に利用されている。また、遠赤外線は暖房装置や調理器具の加熱装置に理想されている。

コロンボ3号に装備されているものは、赤外線カメラと熱源感知によって生体検出に利用されていることでしょう。

自動追尾システム」:「追尾」とは、あとをつけていくことである。よって、「自動追尾システム」というのは、ターゲットが移動してもその動きを検知して、そのあとを追いかける装置である。ミサイルの自動追尾システムというのは、よく知られている。そのため、「自動追尾システム」というと軍事兵器という印象が強いが、非軍事の世界でも色々とある。例えば、天文観測で使う望遠鏡では、観測天体の自動追尾というのは当たり前で、赤道儀の架台を有していたら、自動追尾は可能である。

また、現在は廃止されているが、かつて京阪電車の特急社のテレビカーがBS(アナログ)放送を受信するために、自動追尾式のBSアンテナを装備していたことがあった。(現在は地デジを受信している。)

コロンボ3号に装備されているものは、一体何を追尾しようというのでしょうか?一応、容疑者を追尾しようと言うのだろうが、色々と無理があると分かってしまうだけに...(「007」だったら、任務完了後のボンドを追尾しようというのなら理解できるが、銭形姉妹はみんな真面目だし、その必要はないですし...)

 

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↓参考まで

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