ケータイ刑事銭形泪5話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形泪・1st.5話」:「浦島太郎一族の悲劇 ~目撃者は亀!殺人事件」の裏ネタ編も、何だかんだで5回目になりました、今回は事件のトリックに関係する事柄について記すことで、この物語の「裏ネタ編」の最後とします。で、「イントネーション」「瓶(かめ)」「箸」についてです。尚、約2年半前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「イントネーション」:言語音声を発声する時、その抑揚のことである。もしくは、声を上げ下げすることによって話す言葉に調子を付けことでもある。これによって、話者の感情や意思が発せられる言葉に入り、それが相手に伝わりやすくなる。(これは世界中の言語において、いずれの言語でも見られることである。)
イントネーションには、上昇調と下降調とがある。(これも世界の言語に共通している。)細かい所まで着目すると、上昇調と下降調とが入り乱れることになるが、基本的にはこの2つのパターンに分類できる。一般的に、上昇調になるのは疑問文で、下降調になるのは命令文である。(これも、世界の言語でほぼ共通している。)よって、同じ文章でも、上昇調と下降調とでは意味が変わることになる。
また、同じ言語でも、方言によっては異なっていることもあるが、これは「方言」の成り立ちを考えたら当然と言うことが出来る。
「瓶(かめ)」:「瓶(びん)」は、液体を入れるための容器であり、ガラスや陶器で出来ている。また、最近ではペットボトルが普及しているが、これも立派な「瓶(びん)」である。(そもそも「ボトル」というのは英語で口の狭い瓶という意味です。)そのため「瓶(びん)」と言うと、上部にある口の大きさについては、特に関係なく使われる。
一方、「瓶(かめ)」となると「瓶(びん)」の中でも広口のものを言う。また、陶器製のものということで、「瓶(びん)」の中の一部ということになる。「瓶(かめ)」は「甕」と表記することもあるが、古来からそこの深い壺型の陶器であり、生け花をいけたりするのに使われている。(花を生けるものでも、口が小さいものは「瓶(かめ)」とは呼ばれずに「花瓶」と呼ばれているが、「花瓶」も「瓶(かめ)」の仲間である。)
「箸」:中国や日本など、東アジア地域で使われる食事などの際に使われる物を挟み取るための道具である。また、2本1組となった棒状のものであり、材質は、木、竹、金属、プラスチックなどであり、中には象牙、銀のような貴重なもので造られたものもある。
英語では「Chopstick」という。最近では、日本食や中華料理が世界的に広まったことで、欧米でも箸を上手に使いこなせる人が増えてきている。尚、人口の多い中国など東アジア地域(地球人のおおむね2人に1人はアジア人である。)で使われていることから、使用している人の数は世界の1/3と言われている。
歴史は古く、約5000年前の中国で、煮えた鍋の中から食べ物を取り出すために2本の木の枝を使ったことが始まりとされている。そして、中国で普及し、それが周辺国に広がっていった。日本には、遣隋使が持ち帰り、7世紀から使われるようになった。(それ以前は、食事は手づかみだった。)
ところで、あなたは、正しい箸の持ち方をしていますか?正しい持ち方をしていないと、脳の発達などにも影響を与えるそうですし...
「瓶(びん)」(「亀」「噛め」などと比べてみましょう)と「箸」(「橋」「端」「梯」などと比べてみましょう)については、発音(記号)は同じでも、全く別の意味となるものであり、日本語が表意文字である、ということを改めて教えてくれるところである。発音が同じでも、イントネーションに違いがあることでその言葉の意味に違いがあるというのも、言葉の面白い所ですね。
↓参考まで
コメント 0