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ケータイ刑事銭形泪7話[裏ネタ編]PART 1 [ケータイ刑事]

今回の「銭形泪[裏ネタ編]」からは1st.7話の「時に愛は命を奪う ~恋愛小説殺人事件」に突入です。この物語の本放送は2004/2/15ということで、時事ネタということでバレンタインデー・ネタが出てくる。(こういう所はTV作品らしいところである。)

初回の今回は、物語の中に散りばめられたネタの中から、「バレンタインデー」について、今回の事件のポイントになった「チョコレート」について、そして女性ジョッキー・馬場あさみが五代さんのことを「パラダイスオズマゴロシ」と命名したが、「競走馬の名前」について記すことにする。

尚、約2年半前のBS-iでの再放送時に記した本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。

バレンタインデー」:「セント・バレンタインデー」とも言われる2月14日は、キリスト教の聖人・ヴァレンティヌウス(英語読みでは「ヴァレンタイン」)の祝日である。西暦269年、彼はローマの司祭であったが、ローマ皇帝の迫害を受けて殉教死したことに由来する。(但し、現在では祝うことは行われない。)

今日では、恋人たちがカードやプレゼントを贈りあう日として知られているが、日本では女性から愛を打ち明ける日として、チョコレートを贈ることが盛んになった。

欧米では元々贈り物を贈る日とされていて、いろんなもの物が贈られるが、主なものは「バレンタイン・カード」と呼ばれるカードや、バラの花、チョコレートやクッキーなどのお菓子、宝石などが贈られていて、特に日本のようにチョコレートに限定されるものではない。

チョコレートを贈る風習が始まったのは日本とされていて、1958年に伊勢丹(新宿)がセールを行い、1960年に菓子メーカーの森永製菓がキャンペーンを行い、それ以後、菓子メーカーが力を入れてキャンペーンを行い、浸透していった。(つまり、菓子メーカーが普及させたと言っても過言ではない。→現在、日本の年間のチョコレート消費量の1/4がこの日に消費されるというような状況である。)

チョコレート」:カカオの実を煎って粉としたもの、もしくは、それに砂糖や粉乳などを加えて練って、型に流して固めた菓子である。英語では「チョコレート」、フランス語では「ショコラ」と言う。

脂肪分が高いため、栄養価が高い。また、ポリフェノールやカフェインを多く含んでいる。特に、ポリフェノールが、動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用やホルモン促進作用が向上すると発表されたことで、近年では糖分を抑えてカカオ成分(ポリフェノール)を高くしたものが登場するなど、再び注目を集めている。

尚、犬や猫、鳥など、人間以外の殆どの動物は、チョコレートに含まれているテオブロミン(カカオの苦み成分である)を退社することが出来ない(代謝速度が遅い)め、チョコレートを食べると中毒を起こし、場合によっては死に至ることがある。ペット愛好家であれば常識であるが、ペット嫌いな人はこのことを知らないことが多い。

チョコレートの歴史は古く、中南米では紀元前からカカオが栽培されていた。また、一部の地域では、カカオ豆が貨幣として流通するというように、貴重なものであった。しかし、当時は嗜好品とされ、強壮目的の薬として扱われていた。(インカ帝国の王家が飲む特別なものであった。)

スペインが中南米を征服すると、カカオがヨーロッパにも伝わり、スペインでチョコレート・ドリンクとして広がっていく。19世紀になって、ヨーロッパ各地で様々なカカオの処理法が考案され、それまでは飲み物であったチョコレートが固形の菓子として生まれ、固形チョコレートの原形が誕生する。更に、粉乳を加えることによってコルクチョコレートが生まれた。

その後、カカオの持っている苦み成分を抑える工夫や、ザラザラとした食感に対する改良が加えられ、今日に至っている。

競走馬の名前」:ペットで飼うのであれば、名前の漬け方は完全に自由であるが、競馬に出場する競走馬の名前には一定のルールがある。それは「パリ協約」と呼ばれる「競馬と生産に関する国際協約」というものがあって、世界的に定められている。(馬の名前は、空白を含めてアルファベット18文字まで、と定められている。)各国の馬の名前の基準はこれに基づいているが、国によって更に多少の制約がある。日本では、アルファベット表記で18文字までの名前と、カタカナ表記の名前を登録することになっているが、カタカナの方は9文字以内という制約がある。(以前は1文字でも良かったが、2002年に「2文字以上」という制約が追加された。)→「アイウエオカキクケコ」は10文字になるため、アウトである。また、劇中に出てきた「パラダイスオズマゴロシ」は11文字になるため、競走馬の名前には使えない。(「PARADISEOZMAGOROSI」として、外国で登録することは可能ですけど...)

また、使用できるのはカタカナのみで、現代仮名遣いをすることになっている。促音、拗音も大文字を代用とせずに使うことが出来る。しかし、「ヴ」については使用できるが制約があり、アルファベットに「V」の音があることが必要である。

また、過去の功績を残した著名な馬名、国際保護馬名、海外の重要レースの勝ち馬名、商標登録されていたり著作権のある名前、商品名、曲名、映画名、著名人、公序良俗に反するもの、競馬用語と同一というものは使えない。尚、過去に使われた名前は一定期間が経過していれば使うことが出来る。(→「ケータイデカ」という名前は文字数では問題ないが、おそらく認められないものと思われる。が、例えば「サクラケータイデカ」とか「ケータイデカスター」のように冠名が付いていたら認められるものと思われる。)

ちなみに、過去に「ヤ」という1文字の名前の馬がいたが、現在は1文字の名前はアウトとなるので、この馬が最も短い名前の馬として唯一となっている。(将来、1文字が再び認められたら「唯一」では無くなるかも知れませんが...)

新聞の競馬欄を見てみたら、色々と面白い名前と出会うことがある。競馬に手を出すことに関してはともかく、暇な時に馬の名前を見ると、面白いものと出会えるかも知れませんよ。

 

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