ケータイ刑事銭形泪8話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
今週も「名曲探偵アマデウス」はプロ野球中継のためお休み(20日(土)のBS-hiの再放送はチャイコフスキーの「悲愴」、21日(日)のBS-2はお休み、23日(火)のBS-2の再放送はベルリオーズの「幻想交響曲」です。)だったので、今回も「銭形泪[裏ネタ編]」にピンチヒッターを務めて貰います。
今回の「銭形泪[裏ネタ編]」は1st.8話の「怪奇!よみがえったツタンカーメンのご近所さん! ~ミイラ男の呪い殺人事件」の2回目です。今回は、現場に到着した泪ちゃんたちが、現場で目にしたミイラになっていた動物として名前が出てきた「アリゲーター」「コガネムシ」「アオリイカ」についてと、アオリイカのミイラを泪ちゃんが「(ただの)スルメ」と言ったが、その「スルメ」についてです。
尚、約2年半前のBS-iでの再放送時に記したこの物語の本編について記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「アリゲーター」:ワニ目アリゲーター科に属する爬虫類の動物である。多くは小形であり、性質もおとなしい。(「クロコダイル」の方は獰猛である。)体長は数メートルで、最大は6mに達するが、普通は2~3mである。
主に、中国やアメリカ(ミシシッピ川流域やフロリダ)に生息する。(前者をヨウスコウアリゲーター、後者をアメリカアリゲーターと呼ぶ。)肉食性であり、魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類、昆虫類、甲殻類、貝類などを食べるが、希にアメリカアリゲーターは家畜や人を襲うこともある。(これは珍しいことです。ちなみに、クロコダイルだと人間を襲うのも珍しくない。)
皮革用として乱獲されて、個体数が減少したため、現在は保護動物となっている。そのため、ワニ革を得るために、近年では養殖されている。
「コガネムシ」:甲虫目コガネムシ科に属する昆虫である。世界中に分布し、約1万7000種類が存在している。漢字では「黄金虫」または「金亀子」と記す。
成虫になると、体長は20mm前後であり、光沢のある緑色をしている。(紫系の色をしているものもいる。)ダイコクコガネやマグソコガネなどの食糞類と、カブトムシ、スジコガネ、ハナムグリなどの食葉類とに大別される。夜行性であること、種々の木々の葉を食べる害虫でもある。尚、幼虫は土の中に住み、腐った植物質を食べる。
また、俳句の世界では「黄金虫/金亀子」は夏の季語である。(髙浜虚子の俳句「金亀子 なげうつ闇の 深さかな」などがある。)
「アオリイカ」:漢字では「障泥烏賊」と書く。(これは難読単語として有名になっているので、書くことは出来なくても読むことは出来るのでは??)
ジンドウイカ科のイカである。西太平洋やインド洋の熱帯から温帯域に生息していて、日本沿岸にも多く生息している。胴長は45cm程度で、大きいものは50cmを越えることもある。(沿岸部に生息するイカとしては大型である。)
春から夏には、産卵のために浅場にやってくるということで、日本各地の港の防波堤からも釣ることが出来、餌木と呼ばれるルアー(疑似餌)を使った釣(エギング)のターゲットとして知られるポピュラーなイカである。
肉質は固く、刺身として食べられるだけでなく、天ぷら、煮つけにして食べられている。また、スルメに加工して食する所もある。
「スルメ」:漢字では「鯣」と記す。イカを開いて内臓を取り出し、乾燥させた加工食品であり、乾物の一つである。長期保存が出来ることから、東南アジアや中国で古くから用いられている。(日本でも同じ。)また、日本では縁起物とされて、結納品などにも用いられ、「寿留女」と記される。
加工されるイカは、ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカ、コウイカなどである。(これ以外の種類の以下を使う場合も勿論ある。)
尚、「内臓を除去して」と言う所はミイラの製法と同じであるが、ミイラは腐敗しないようにする処理を行うが、スルメは保存食とする処理を行うので、正しくは別物であるが、ある意味ではイカのミイラがスルメというような所はあります。(何処かの新興宗教で、スルメを神様のように崇めるという宗教があったりして...???)
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