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DEBORAH COX『DEBORAH COX』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1995年に発表された彼女の1st.アルバムである。カナダ・トロント出身のR&Bシンガーである彼女は、1998年に『Nobody's Supposed To Be Here』で、BillboardのHot 200では最高位2位、R & Bチャートでは14週連続1位となる長期No.1ヒット(8年間、14週1位というのは記録であった。)を生み出すことになるが、本アルバムは、そんな彼女のデビュー・アルバムということで、後の大ブレークを予感させるだけのものを感じさせてくれるアルバムである。本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートでは最高位102位ということで、新人のデビュー・アルバムということではまずまずのチャート成績を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『Sentimental』『Who Do U Love』『I'm Your Natural Woman』『The Sound Of My Tears』『Call Me』『My Radio』『Never Gonna Break Your Heart Again』『It Could've Been You』『My First Night With You』『Just Be Good To Me』『Who Do U Love [Morales Mix]』『Where Do We Go From Here』。

この中からシングル・カットされたのは4曲あり、最初のシングル『Sentimental』がBillboardのシングル・チャートで最高位27位を記録するヒットとなり、続く2nd.シングル『Who Do U Love』がBillboardのシングル・チャートで最高位17位を記録して、1996年の年間シングル・チャートで80位にランクインする大ヒットとなり、一気に知られるようになった。更に、『Where Do We Go From Here』が最高位48位、『The Sound Of My Tears』が最高位97位を記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Sentimental』『Who Do U Love』『Where Do We Go From Here』というシングル・ヒットを記録した曲と、『Call Me』『Just Be Good To Me』をピックアップしておく。

黒人女性シンガーということで、WHITNEY HOUSTONと比較されることが多い彼女であるが、WHITNEYよりはよりダンサブルであって、なかなかノリの良いところもあり、聴かせる所はしっかりと聴かせてくれている。ボーカルの方もなかなかソウルフルであって、エネルギッシュな所を感じる。聴いていると元気にさせてくれる所もあるだけに、楽しみながらノリの良い曲を楽しみ、聴かせてくれる曲はじっくりと聴きたいところである。

彼女のアルバムでは、1998年の2nd.アルバム「ONE WISH」や2002年の3rd.アルバム「THE MORNING AFTER」の方が大きなヒットとなっているが、彼女の原点である本アルバムも忘れないで聴きたい所である。

 

Deborah Cox

Deborah Cox

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG Special Products
  • 発売日: 1995/10/10
  • メディア: CD

Deborah Cox

Deborah Cox

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA
  • 発売日: 2002/11/25
  • メディア: CD

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