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「BROADWAY MELODY OF 1938」 [映画(洋画)]

表題の作品は1937年のミュージカル映画「踊る不夜城」である。「踊るブロードウェイ」「踊るアメリカ艦隊」に続いて3佐久目となるロイ・デル・ルース監督+エリノア・パウエルのコンビニよるミュージカル作品である。作品の方はコメディ・タッチになっていて、とても接しやすい物語である。

作品データを記しておくと、時間は115分の白黒作品である。原作はジャック・マッゴーワンとシド・シルヴァースの2人、監督はロイ・デル・ルース、脚本はジャック・マッゴーワン、撮影はウィリアム・H・ダニエルズ、音楽はナシオ・ハーブ・ブラウン、アーサー・フリード、ジョージ・ストールの3人である。そして出演は、エリノア・パウエル、ソフィ・タッカー、ロバート・テイラー、ジュディ・ガーランド、バディ・イブセン、ジョージ・マーフィー、ビニー・バーンズ、チャールズ・イゴア・ゴリン、レイモンド・ウォルバーン、ロバート・ベンチリー、ウィリー・ハワード、チャールズ・グレイプウィン、ビリー・ギルバート、ヘレン・トロイ、たちである。

元コーラスガールのカロラインは富豪・ハーマンと結婚し、今では競馬に夢中になり、スター・ゲーザーという馬を飼育していた。で、「調教師求む」という求人広告を見たソニーとビーターは、この職にありつこうとしたが、旅費が無く、ジョージとエッキを口説いて20ドルをせしめて競馬場に。が、競馬に負けて借金が出来てしまうが、職にはありついた。。一方、レースでは、スター・ゲーザーは負傷して敗れ、カロラインはスター・ゲーザーを売却しようとする。ニューヨークに戻る列車の中で、ソニーとビーターは馬の貨車に乗っている美女・サリーに気づいた。彼女はスター・ゲーザーをかつて育てていた娘であり、売却されると知って、買い取ろうと考え、ニューヨークで得意の踊りで金を稼ごうと考えたのだった。そんな3人は親しくなり、ハーマンの援助を受けている作家・スティーブの目に止まり、サリーはスティーブに雇われることになる。そして、高額なギャラを要求する女優たちを排除して、スティーブはサリーを公演の主役にサリーを選んだ。面白くないのはカロラインで、スティーブへの援助を止めさせようとハーマンを説得しようとしたり、サリーがスター・ゲーザーを欲しがっているので高額で売ろうとする。スティーブは興業を抵当にしてハーマンから金を借りてスター・ゲーザーを買い取る。サリーは、その金はスティーブの尽力の元に作られた金と知り、スティーブに対する思いはより強くなる。そして、愛馬を競馬に出走させ、勝利を収め、興業に弾みを付け、大成功を収めることになった。そしてサリーとスティーブは結ばれた。

物語の方は、主人公のハッピーエンドと言う形のものであり、ありがちのものであるが、コメディ・タッチといい、物語といい、これは黄金期のミュージカル作品らしいものであり、これはこれで許せてしまう。音楽の方もなかなか楽しくなるものであり、たっぷりと楽しむことが出来るものである。楽しみながら堪能したい作品である。

 

↓DVD化されていません。ビデオです。

踊る不夜城【字幕版】

  • 出版社/メーカー: ジュネス企画
  • メディア: VHS

Broadway Melody of 1938

  • 出版社/メーカー: MGM
  • メディア: VHS

 

↓この曲は有名です。


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