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A BRIDGE TOO FAR(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1977年の映画「遠すぎた橋」である。オール・スター・キャストを集めた3時間弱の超大作である。物語は、1944年9月の連合軍のマーケット・ガーデン作戦を描いた戦争映画である。

また、日本では、世界で初めてテレビ放送でステレオ音声によって放送された映画ということで知られる作品でもある。(現在では、テレビの音声がステレオというのは当たり前であるが、そういう歴史があります。で、1978年、世界に先駆けて日本のテレビ音声が音声多重の試験放送を始めたのだが、そこで放送された作品である。→その後、洋画の(地上波)放送はステレオではなくて二ヶ国語放送が当たり前のようになりました。)

作品データを記しておくと、時間は175分、原作はコーネリアス・ライアン、監督はリチャード・アッテンボロー、脚本はウィリアム・ゴールドマン、撮影はジェフリー・アンスワース、美術はテレンス・マーシュ、音楽はジョン・アディソンである。そして出演は、ダーク・ボガード、ショーン・コネリー、マイケル・ケイン、ジーン・ハックマン、エリオット・グールド、アンソニー・ホプキンス、ジェームズ・カーン、ライアン・オニール、ロバート・レッドフォード、エドワード・フォックス、マクシミリアン・シェル、ハーディ・クリューガー、ローレンス・オリヴィエ、ジェレミー・ケンプ、ピーター・フェイバー、ニコラス・キャンベル、ベン・クロス、アーサー・ヒル、リヴ・ウルマン、たちである。

時は1944年9月5日、連合軍のノルマンディ上陸作戦から3ヶ月が過ぎていた。ドイツ軍はオランダから撤退を始めていた。9月10日、連合軍はオランダのアーンエム付近に、空からマーケット、陸からガーデン作戦を行おうとして、その準備を進めていた。そして、その作戦が実行に移される。

物語は5つの橋を巡るドイツ軍と連合軍との戦いを描いている。大金をつぎ込んだ戦闘シーンや空挺部隊の降下シーンなどは迫力があるのだが、物語の舞台が5つの橋と言うように散らばっていて、その説明がうまく出来ていないことから、分かりにくいものになってしまったのが残念である。そのため、3時間弱という時間も長く感じられ、出来は今ひとつである。

が、音楽の方はなかなか出来が良い。長い本作に於いて、音楽だけが救いである。(ここもダメだったら、何のためにオール・スター・キャストで大金をつぎ込んで製作したのか分からなくなってしまいます。)

ということで、サントラ盤の収録曲を最後に記しておく。収録曲は以下の全16曲である。『Overture』『Dutch Rhapsody』『Before The Holocaust』『Underground Resistance』『Air Lift』『Hospital Tent』『Arnhem』『Nijmegen Bridge』『March Of The Paratroopers』『Bailey Bridge』『Human Roadblock』『Futile Mission』『Waal River』『Arnhem Destroyed』『Retreat』『Bridge Too Far March』。

 

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