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篤姫#41 [ドラマ]

残りも今回を含めて10話となった「篤姫」。時代は幕末で次々と事件が起こる激動の時代なのだが、それらを適当に端折りながら、ホームドラマを見せてくれるのが良いですね。それが「篤姫」の特徴ですし、激動の幕末史を描いたドラマなら、他にもたくさんあるから、今更そんな物にしても意味がないですし...

で、今回の物語は「薩長同盟」ということだが、サブタイトルで語られた内容がメインに描かれないのが「篤姫」である。今回も、銭形愛・天璋院を中心とした大奥を舞台としたホームドラマを見せてくれました。また、前回、死亡フラグの立った観行院については、しっかりとフォローして。退場となっていました。

家茂の出陣が迫り、家茂は世継を定めると告た。「縁起でもない」と言う天璋院だったが、「万一の場合」と言う家茂。が、ここは「匂う、悪の香」ということで、銭形愛・天璋院は予感があったのかも...(ちゃんだったら「うずく、悪の予感」ということで、予感していたとなります。)

観行院が倒れた、ということで、しばらくは「死亡フラグ」のフォローを。観行院は完全に親・銭形愛・天璋院チームになっていて、和宮のことを頼んだ。(妖怪・庭田嗣子はまだまだ反目している所を示していて、面白い所でした。)

で、家茂が出陣。天璋院は笑って送り出したが、その笑顔が和宮は気に入らなかった。(やっぱり、「うずく、悪の予感」ですね。)

天璋院は「お見舞い」として、雅楽の演奏を観行院に聴かせるが、そういう甲斐もなく、観行院は亡くなり、和宮は心の支えを失い、孤独になる。

その頃、薩摩では、帯刀と坂本竜馬が中心になって、薩長同盟の実現に動いていた。いろいろあって、薩長同盟が結ばれたが、帯刀は、お琴という(帯刀にしたら厄介な)荷物を背負い込んだ。→やっぱり、女には奥手という所は家老になっても変わらないんですね。

年も変わり、家茂が出陣してから半年が経過したが、長州征伐の報告もなく、苛立っていた。そんな中、ここでは重野が動き、勝と接触した。→こういうことは滝山の方がという気もするが、ほたるちゃん・重野が動くというのは面白い所でした。

が、重野から、薩摩が長州と繋がっていて、それを図ったのが帯刀と知る。天璋院は「分からぬ???」「何故?」「皆目分からぬ???」とその真意が分からない天璋院。→携帯電話を手にして考えたら分かったかも...

取って付けたような形で流したのが龍馬が襲われた寺田屋事件でした。幕末の史実としたら、これは切り離せない所であるが、それをあっさりと流してしまうところは、流石は「篤姫」ですね。

家茂を思う和宮に話しかけようとする天璋院。が、和宮は、家茂の出陣の時、笑って送り出したことを根に持っていて、突っぱねる。→ちゃんは結構根に持つタイプであっただけに...

これに天璋院は「どうして、私たちはいつもすれ違ってしまうのであろうな?」と漏らしていたが、それは簡単なことです。第一に、仲良く和気藹々としていたら、この物語が面白くなくなるからです。(これは「大人の事情」というやつです。)そして第二に、ちゃんが「ケータイ刑事THE MOVIE」に顔見せしなかったためです。ちゃんは帰国したちゃんの「迎えに来て」というメールにも「無視無視」と言ってたぐらいですからね。(銭形愛・天璋院と銭形舞・和宮の対立は、時空を越え、時代を越え、前世からの対立があったのでした。)→仲をまとめるには、やっぱり銭形泪ちゃんと銭形零ちゃんの力が必要ですね。

最後の締め「薩摩と長州が手を結んで幕府に向かってくることを予感していた」というのは、やっぱり「匂う、悪の香」ということですね。→露骨に、この台詞を言ってくれたらいいのに...

幕末の史実では、薩長同盟は大きなことであるのだが、やはりそれ以外のホームドラマを中心に見せる「篤姫」は面白いですね。そんな中、前回では銭形愛(天璋院)と銭形舞(和宮)姉妹の絆をちらっと見せたが、それをリセットするように対立の溝が深い所をまたまた見せたということで、次回の大きな所が楽しみです。

次回は、家茂の死ということで、またまた大きく動くことになります。注目するのは、やっぱり和宮が天璋院のことをどれだけボロクソに言うのか、この部分でしょう。ドサクサに紛れて、口上の一部でも口にしてくれたら面白いんですが...

ただ、今回は、庭田嗣子、本寿院、滝山は顔を見せていたが、全く存在感がなかったのが残念な所でした。

 

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↓今回はこれを見ていたらより面白く楽しめます。
TBは http://meichiku-et.seesaa.net/article/107979631.html を参照されたし。
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