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ERIC CLAPTON『461 OCEAN BOULEVARD』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された4年ぶりとなったスタジオ収録のソロ・アルバムである。ライヴ・アルバムやコンスピレーションアルバムはある程度リリースされていたが、スタジオ収録の新作ということで、待望のアルバムということになり、大ヒットを記録した。本アルバムはBillboardのアルバム・チャートで4週連続1位を獲得したが、リリース時期の関係もあって、1974年の年間アルバム・チャートでは88位にランクインしいう低い位置に入っている。

収録曲は以下の全10曲である。『Motherless Children』『Give Me Strength』『Willie And The Hand Jive』『Get Ready』『I Shot The Sheriff』『I Can't Hold Out』『Please Be With Me』『Let It Grow』『Steady Rollin' Man』『Mainline Florida』。

尚、SACDではこの後に以下の3曲がボーナス・トラックとして収録されている。『Walkin' Down The Road』『Ain't That Lovin' You』『Meet Me (Down At The Bottom)』。

この中からシングル・カットされたのは2曲で、『I Shot The Sheriff』は1週だけとはいうものの、全米No.1に輝き、1974年の年間シングル・チャートでは76位にランクインしている。(1974年は1位獲得曲がのべ36曲(1曲だけ返り咲きの1位を獲得しているので、35曲のNo.1ソングが生まれている。→翌1975年は37曲のNo.1ソングが生まれるということで、めまぐるしく1位が変わる時期でした。)もあるので、1週のみ1位という曲が大量にあります。)また、イギリスでは最高位9位を記録している。また、『Willie And The Hand Jive』はアメリカで最高位26位を記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『I Shot The Sheriff』と『Willie And The Hand Jive』のシングル・ヒットを記録した曲と、『Motherless Children』『Give Me Strength』『Let It Grow』をピックアップしておく。

ソロ名義のライヴ盤とDEREK & THE DOMINOS名義のライヴ盤、そしてコンスピレーション・アルバムはリリースされていたが、久しぶりの新作ということで、クラプトンは健在という所を証明することになった。また、オリジナル曲は少なく、カヴァー曲が中心となる選曲ということで、これまでにも知られている曲が新たな息吹を持った曲として、クラプトン節で生まれ変わったということも大きい。特に、原曲がレゲエであるボブ・マーリーの『I Shot The Sheriff』は流石はクラプトンという所を聴かせてくれている。

本アルバムは幅広いジャンルのサウンドを聴くことが出来るということもあって、クラプトンを聴くのなら外せないアルバムの一つである。じっくりと聴き込みましょう!

 

↓通常盤

461 Ocean Boulevard

461 Ocean Boulevard

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1996/08/20
  • メディア: CD

↓SACD

461 Ocean Boulevard

461 Ocean Boulevard

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 2004/11/09
  • メディア: CD


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