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女子大生会計士の事件簿#3(+再放送「東京少女・山下リオ」#3) [ドラマ]

まずは「リザーブコール」について。今週も番号通知で、21:35にしっかりと掛かってきました。今のところ毎回掛かってきているけど、ひょっとしたら1000名も応募(登録)していないのかも???(いや、中には登録は「お1人様1回」というのを複数の電話番号(例えば、携帯と固定電話とか、2台以上の携帯電話を持っていてそれぞれで登録など)で登録している輩がいるかもしれないけど...)

今回の物語は第3話「それゆけ!萌ちゃん事件」という物語であるが、過去2回とはパターンの違う物語でした。また、口上における後半の毎回変わる所は「ジャンヌ・ダルク」だったが、今回はこの部分って、本筋には全く関係なかったですね。が、これをカットしてしまうと、お楽しみが無くなってしまうので、尺の関係があってもカットは出来ません。

今回の物語では、萌実がちょっと人情深い所があることが出ていて、キャラの幅が広がるということを感じさせてくれました。が、それと同時に、カッキーが意外と一般常識を知らない様子というのも出てきていて、それぞれのキャラが厚みを持ってきたのが良い所でした。(カッキーは29歳で会計士になったということで、それまでは試験勉強ばかりしていて、社会人の常識を知らないというのも不思議ではない。)また、今回は、原作ではカッキーが萌実に惚れていくが、その部分が少し出ていましたね。

「ケータイ刑事」では「動く車は危険」ということで、特別なことが無い限り動く車は出てこないが、本作は違いました。(いや、早織ちゃんも既に成人しているので、解禁ということなんですかね。)

それにしても、車で追うとなったら、やっぱりカッキーが運転するんですね。が、途中で萌実が運転することにしたが、もうちょっと無茶な運転をするのかと思ったら、意外と普通に走ってました。(一応、スピード・オーバーはしたようだが、もっとぶっ飛ばすと思ったんですけどね...)

監査を行い、コピー機の中に札束を隠していた(そんな所に隠していると、コピー機を使う人は誰でもピンハネできそう。ということは、使用禁止ということにでもなっているのでしょうね...)のを発見し、「監査、感激雨あられ、取らぬ狸の皮算用、どんなにお金を隠しても、悪の数字は見逃さない」。今回は「会計界のジャンヌ・ダルク」という口上がいきなり登場したので、ひょっとしたら2回あるのか?とも思ったんですけどね... (ある意味では物足りなさを感じました。→別の言葉で言うと、期待を外してくれました、とも言う。)

それを終えた帰り道、萌実と橋で投身自殺をしようとしていた男・毛利隆平を見掛け、それを助けた。その時、隆平は鞄をひっくり返してしまい、たまたま貸借対照表を目にした萌実は、資金繰りが苦しいことを察した。で「あなたたちは?」と尋ねられて、名刺を渡した萌実とカッキー。→流石に本作では「アッ、間違えた」はありませんでした。

で、毛利の会社に行った萌実とカッキー。毛利精機は大企業の下請けで精密機械を作っていて、更に息子の副社長・隆也がGPSを使った遠隔操作器システムの研究開発をしていた。で、その試作器の名前が「あずさ1号」だった。→(「28号」としないということで、「ケー刑事」テイストを抑えていますね。)毛利精機は借金まみれで、経営難だったが、隆也はそのことを全く知らなかった。

後日、心配になったカッキーが毛利精機の様子を見に行き、更に萌実も気になって見に来た。(こういう所に人情味がある世話好きというキャラが出ていて、いい感じです。)で、社長は不在だったが、副社長の隆也がいて、萌実は会社が経営難と言うことを語った。また、毛利精機と吉川鉄材、小早川電工の3社は融通手形でやりくりしていたことが分かる。

3週間後、隆也から、社長が新車(高級車)に乗り換えたことを知ったカッキーは元気になったと思い、「良かった良かった」と口にするが、萌実は「まずい」と感じた。で、萌実とカッキーは毛利精機に向かった。

社長は新車で出掛けたが、戻ってこないということで、「あずさ1号」を使って行先を調べると、千葉の山の中を走っていた。更に、吉川鉄材と小早川電工の社長も一緒だと知ると萌実は「最悪だわ...」と漏らし、3人が集団自殺を仕様としていると感じた。→「よどむ、悪の天気」とは違うものの、こういう場合は何かお決まりの台詞を口にして欲しく思います。

で、「あずさ1号」で遠隔操作によって車のエンジンを切ることを行ったが、車は直ぐに動き出した。隆也は試作器だからということを口にするが、萌実は「お父さんが死んでも良いの?」と熱いですね。で、車で追いかけることにした。(カッキーの運転でした。)そんな中、今度の自殺は用意周到ということで、萌実は疑問を感じ、問い糾すと、隆也が父に会社を継がないと言っていたことを知る。

その頃、ダムの側に車を止めた隆平たち3人は、お茶で乾杯し、最後の晩餐としていた。(飲酒運転では保険は満額下りない、と言っているように、本当に細かい所まで考えていました。)で、保険金で借金を返済すると、息子たちが工場を次いでくれると考えたのだった。

萌実は、隆平たちがダムの近くでさっきから動かないと知ると、「カッキー、運転変わって」と言って自ら運転して、飛ばして追いかけた。(飛ばしているのは分かるが、もっと派手に飛ばすのかと思ったら、意外と普通でした。)

隆平たちは覚悟を決めて自殺をする直前だった。追いついた萌実は隆也に指示を出し、「あずさ1号」で車のエンジンを止めた。隆也が隆平に声を掛け、会社を継ぐことを口にして、自殺を思い止まらせた。萌実はカッキーは「私たちが出る幕じゃなさそうね」ということで、の様子を見ていた。

後日、カッキーが萌実に新聞を見せる。そこには毛利精機の開発した次世代遠隔装置が大手メーカーと共同開発することが決まったという記事が載っていた。で、契約金で会社の方は持ち直すと言うことで安心する。カッキーは「もう一つあるんですよ」と言い、仮名称だった「あずさ1号」の正式名称は「萌ちゃん」と記事に書かれていたのを見た萌実。カッキーは「良かったですね」と言うが、萌実は...

次回は「騒がしい探偵と怪盗」という物語。次回予告を見た所では、「・2nd.9話」の怪盗マリンのような仮面を萌実が付けていたが、早織ちゃんだったら、やっぱり「怪人5面相」または「怪人3面相」ばりの、と言った方が良いでしょうね。→脚本がエース・KJだから、その辺りのネタは仕込んでいてくれることに期待します。

おしえて山田センセイ」ハガキによる質問コーナーと化しているが、今回の質問は「本当に今時、そろばんなんて使うんですか?」という質問に「電卓です」と答えていて、「電卓は生きているから」という理由で袋に入れていると言っていた山田センセイでした。→こういう感じのネタは柴田束志さんが何度かやっているだけに、新鮮さはなかったですね。また、「電卓」と言ったら「・8話」を思い出します。→当然のことながら、電卓はブラインド・タッチで扱うのでしょうか???

パターンに捕らわれずに、冒頭でいきなり口上を見せてくれるというのは良いが、早織ちゃんでこのパターンというのは口上は省略されていたが雷を落として犯人を逮捕した「・1st.11話」が近いことをやっている。そういえばその時の音楽は本作のようなウエスタン調のもの(本作はウエスタン調というよりもマカロニウエスタン調という気がしますけど...)だったというように、何かと過去作品と繋がるのは、やっぱりスタッフが「ケー刑事」スタッフだから、当然のように狙っているのでしょうかねぇ?が、今回の物語は「ケータイ刑事」テイストと言うよりも「恋日・ニュータイプ」のような雰囲気を感じました。が、何かと「ケー刑事・ワールド」に被らないようにしようとしているのを感じてしまっただけに、今ひとつ乗っていけず、物足りなさを感じてしまったのもまた事実でした。

そんな中、冒頭の萌実の口上の後、カッキーの萌実を見る目に恋心を感じたのだが、やっぱりそういう風になっていくのでしょうかね?

この後の「東京少女・山下リオ」の再放送は、4話の中では一番ウルウルとくる物語である第3話「さよならスケッチ」だったが、この物語はやっぱり本当に良い物語ですね。本放送の時は、原作ノベライズ本はドラマを見た後に読んでいたのだが、再放送では放送前に改めて読んでから見ることにしている。本放送の時にドラマを見ていて、原作ノベライズ本を間近に読んでいるが、良い物語は良い物語ですね。分かっていてもウルウルと来る物語です。

で、来週で「東京少女・山下リオ」の再放送は終了になるが、それを録画すると、「東京少女」は全てBDにHD画質として保存できることになる。(「東京少女・水沢エレナ」の第1話から本放送の時からBDに録画していました。)今後はトラブルがあった「東京少女・岡本杏理」の第4話の録り直しまでは録画しないつもりでいたのだが、今回の放送の途中のCMの所に「東京少女・草刈麻有」の次回予告が流れていたということで、木曜深夜のアニメ枠があるものの、ここも押さえておいた方が良さそうですね。

 

↓今回は原作本特集ということで...

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/10/25
  • メディア: 文庫

女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿〈DX.2〉騒がしい探偵や怪盗たち (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/09/22
  • メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿〈DX.4〉企業買収ラプソディー (角川文庫)

女子大生会計士の事件簿〈DX.4〉企業買収ラプソディー (角川文庫)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫
女子大生会計士の事件簿  DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫 や 37-5)

女子大生会計士の事件簿 DX.5 とびっきり推理なバースデー (角川文庫 や 37-5)

  • 作者: 山田 真哉
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 文庫
初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

初恋ダッシュ。 (リンダブックス 東京少女 1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫
↓「雷・1st.11話」と「舞・8話」はそれぞれこちらに収録です。
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: TBS
  • メディア: DVD

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