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女子大生会計士の事件簿#6+α [ドラマ]

最初はいつものように「リザーブコール」についてから。今週も番号通知で、21:39に掛かってきました。ここのところ21:40を過ぎてから掛かってきていたが、今回は僅かながら早まりました。尚、発信番号はやはりこれまでとは違う番号からでした。(これで全体の5割は「リザーブコール」が掛かってきたことになりました。最終回まで、毎回掛かってきてほしいところです。)

今回の物語は第6話「復讐はタコ焼きの味」という物語である。全12話と言うことになっているので、今回で半分が終了と言うことになる。(早いものですね)が、路線変更をしたのか、「疑似・ケータイ刑事」という展開になり、これはこれで悪くは無いものの、「公認会計士」という設定を殺してしまっている気がして... 完全に「犯人は誰だ?」という謎解きになってしまったが、これってちょっと方向が間違っていない?表沙汰にしないでというのは良いとしても、これでは「ケータイ刑事」を真似ようとして中途半端になってしまったという印象が残ることになるだけだと思いますけど...

今回の萌実の口上では「会計界のアフロディテ」ということで、ギリシャ神話の美と愛の女神であり、ローマ神話のビーナスに相当するということで、前回に続いてということになりました。(ある意味では被ったと言っても良い。→ネタ枯れ???)

が、今回は登場人物の名前の近衛、鳥羽、堀河、白川と言うのが11世紀後半から12世紀前半に在位した天皇の名前であることを考えたら(正しくは「白川天皇」は存在せず「白天皇」です。→「白川部長」ではなくて「白河部長」にするべきであり、この部分はネーミング・ミスと言える。)、今回の萌実は、女帝である推古天皇、皇極天皇、斉明天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙天皇、称徳天皇、明正天皇、後桜町天皇の中から誰かの名前を使うべきだったと思います。(或いは、「女帝」とするか...)→「ケータイ刑事」だったら、こういう所は徹底して拘るでしょうが、本作ではその拘りが十分ではなくて甘い所で出ている...

ちなみに、白河天皇は72代(在位は1072年~1086年)、堀河天皇は73代(在位は1086年~1107年)、鳥羽天皇は74代(在位は1107年~1123年)、近衛天皇は76代(在位は1141年~1155年)である。

ということで、今回の物語はこれまでの物語とは少し違った雰囲気を持っているものの、色々と粗が目立った物語でした。

冒頭で、インセーにやってきたカッキーが近衛と挨拶している所で「元気だった」なんて言っていると、「仮面ライダー剣」の相川始と白井虎太郎が久しぶりに会ったという雰囲気がそのままでしたね。(2人とも、始と虎太郎ということでは雰囲気が変わっていましたけど...)「剣」も終了してからも3年10ヶ月ほどが経過しているだけに、まさに実感の感じられる「久しぶり」でした。

今回の監査先は通販会社のインセー。萌実は近所でたこ焼きを買ってきて、それを差し入れて、みんなで食べた。たこ焼きを爪楊枝で食べるのは正しい食べ方です。(割り箸を使って食べるなんて、ラーメンをフォークで食べるようなことと同じで、邪道です。)

で、監査を始めた萌実とカッキー。で、残高確認書を調べていると簿外口座を見つけたカッキー。萌実の指揮のもと、それを調べていく。

近衛には銀行に確認するように伝え、萌実とカッキーは、経理部の鳥羽係長、堀河課長、白川部長へと上げていく。調べていくと、インセーの口座に間違いなく、それを調べていく所で、萌実は振り込まれたお金を着服しようとしたと考えた。

更に、客に商品到着後に別途振込先を伝える手紙が届いていたということで、「誰かが意図的に仕組んだってことよ」と萌実。更に、その手紙は経理部のプリンタで印字されたものだった。で、お金を引き出すためには銀行印が必要と言うことで、疑惑の矛先は白川部長に向けられた。

で、銭形の相棒のようにカッキーは「事実を追求する」と言って白川部長の所に行こうとするが、萌実がそれに待ったを掛ける。(こういう所は「ケー刑事」のパターンを踏襲していますね。)萌実は「お金を得ることではなく、不正をしたという事実を得ること」が目的だと考えた。で「カッキー、みんなを集めて頂戴」と萌実。(「謎は解けたよ、ワトソンくん」とは言わないものの、完全にこのパターンに進んで行きますね。)

白川部長、堀河課長、鳥羽係長、近衛が集まり、萌実が推理を語って行く。(早織ちゃんにとったら「銭形雷」の再現ですね。が、相棒となるカッキーをボロクソに言いながら進めていくというのは、銭形とは違っているところです。)

会社のプリンタを使ったのは、犯人が経理部内の人間の犯行と見せかけたいため。また、経理部の人間のパスワードが必要ということで、「犯人は原因不明のまま、経理部全体の責任にしようと企んだ」と結論を出した。パソコンデータは削除されているだろうから犯人は特定できないが、印字された手紙にはある数字が印字されていて、それは日時であった。で、その時間は深夜か早朝ということで、その時間にいた人間を特定することは簡単で「経理部内で一番の働き者と言えば...」

部屋の照明が消え、近衛に光が当てられる。(いつの間にか着替えていた)萌実の「監査、感激雨あられ。…」と口上が始まり「会計界のアフロディテ・藤原萌実。ここに見参!」から「監査!」そろばんを廻し、金粉が飛ぶ。

「犯人はあなたね、近衛っち」と萌実。これに「嘘だよね」とカッキー。が、近衛は犯行を認め、契約社員ということで日頃から溜まっていた不満を一気に口にする。これに白川部長は「当たり前のことをきちんとしていないから負け組になる」と捨て台詞を吐く。これに近衛は怒り、白川部長を殴ろうとする。が、カッキーが間に入り、近衛のパンチはカッキーを捕らえた。「悪いのはみんなこいつらだ」という近衛に「一番悪いのは、近衛った、あんたよ」と萌実。そして萌実は諭すように言い「会社だけが人生じゃない」「人生なんてやる気さえあればいくらでもやり直しが利く」と、良いことを言ってくれました。

結局、白川部長や萌実の尽力で、この一件は表沙汰にはならず、近衛は自主退社で会社を去っていき、音信不通になっていた。

一ヶ月後、萌実とカッキーがある公園にやってくると、声をかけられた。それは近衛であり、彼はたこ焼き屋を始めたのだった。萌実とカッキーが本気で自分のことを怒ってくれたことで近衛はやり直す決心をしたのだった。で、カッキーと萌実は近衛のたこ焼き屋の宣伝を始め、行列が出来ていた。

次回は「Kの悲劇!角川をかける少女」という物語です。次回予告に「※原作者本人が出演!」と出たが、これって吉と出たらいいが、逆に転ぶととんでもない失敗作になってしまう可能性もある。が、佐々木監督ということで、大丈夫だと思いますが... 次回予告では「そうか、そういうことか」と、遂に「ケータイ刑事」では何度も耳にする台詞が登場したが、犯人こそ逮捕しない(警察でないから逮捕できない)が、「疑似・ケータイ刑事」に衣替えということですかね?

おしえて山田センセイ」。今回のハガキによる質問は「たこ焼き屋は儲かるんですか?」という質問。これに、小麦粉を使っているたこ焼き屋やうどん屋はカロリーが高い割りに原料の小麦粉が安いので比較的に儲かりやすい、と答えていた。(→その前に味が酷かったら売れないだけに、肝心なことを忘れていますよ...)で、「近衛っちもきっと大金持ちになって故郷に錦を飾るんじゃない」とお気楽なことを口にする山田センセイ。そんな所に近衛っちからタコ焼きの差し入れが入る。で、それを口に運んだ山田センセイ。何を言っているか分からないが怒っていた。(一応、字幕として言っていることが出て「たこが入ってないやんけ!ワレ!」)→相変わらず、オチも今ひとつ。柴田束志さんの肩に現れたアンドリウ鮹でも再登場させた方が良かった...

何か、中だるみとでも言ったら良いのか、今回は色々と粗の方ばかりが気になって、前回に続いて期待外れと言っていい物足りない内容でした。結局は「ケータイ刑事」になぞる方向を出したことで、これはこれで面白いのだが、「ケー刑事」の枠とは別でやっているのだから、ちょっと安易な選択をしている、という気がするだけです。佐々木監督ということで期待がいつも以上に大きかっただけに...

本作の後の「東京少女」の再放送は、「東京少女・水沢エレナ」の「君の歌(後編)」だったが、竹財輝之助・デーの後半でもありました。この物語では『蕾』と『翼』の両方をたっぷりと聴くことが出来るのがポイントであるが、4月(山下リオ)の『イケナイ恋』から9月の瓜生ちゃんの『aitai』までの「東京少女・主題歌・挿入歌集」としてリリースして貰いたい所です。(『イケナイ恋』はその他のアレンジ版も含めて。)しかも、今回は次回予告の前に(東京では11/22公開、大阪ではシネマート心斎橋は2009/1/17公開)「ニュータイプ ~ただ、愛のために」の15秒版の宣伝が流れたが、主題歌の『片翼の神』がまた良い曲なんですよね。これに続いて「東京少女・水沢エレナ」の次回予告で『蕾』が続いて流れたということで、「女子大生会計士の事件簿」よりもこの部分の方にウルウルと来てしまいました。

 

女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

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  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/10/25
  • メディア: 文庫

女子大生会計士の事件簿

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  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2002/12/07
  • メディア: 単行本

↓「たこ焼き」ということで

楽しくつくろうたこ焼きいろいろレシピ

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  • 発売日: 2008/05
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お好み焼たこ焼いか焼鉄板焼の教科書―売れる調理技術と成功する開店法

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YAMAZEN たこ焼き機着脱式 SOPX-1180(R) レッド 

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お祭り屋台キット ・ たこ焼き屋さん

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  • 出版社/メーカー: クツワ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓「東京少女・水沢エレナ」の原作ノベライズ本

好きといえない (リンダブックス 東京少女 2)

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  • 作者: リンダブックス編集部
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫

 

↓「ニュータイプ ~ただ、愛のために」のノベライズ本

 

ただ愛のために ニュータイプ

  • 作者: 加藤 淳也
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/11/14
  • メディア: 文庫


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