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天使急便:Reboot#6(FINAL) [ドラマ]

初回を見て、これについてはボロクソに言ったが、最終回を見てもやっぱりボロクソに言うことにします。(2~5話はTV放送では見ないで、Webで見ました。)

本作は劇場版として製作されたものを、全6話のTV放送作品として構成し直したものである。こういうやり方は悪いことではないのだが、本作では随分と手抜きをしていることがあったため、このやり方が裏目に出ている。(全6話ではなく、前後編ぐらいで十分かと...→ネット配信を考えたら、話数を多くして1話当たりのファイルサイズを小さくして方が歓迎されるでしょうけど...)全体を6つにぶった切ったので、映画の冒頭にだけ出た人からレギュラー陣まで、毎回、エンドロールのキャストの所に名前がある。そもそも、TV放送で24分枠という短い所で、劇場版のエンドロールをそのまま流すか?これによってかなりの時間の無駄遣いをしている。そのため、劇場版の本編には全6話には入らなかった所もある。(時間的に計算したら成り立つことであり、筆者は劇場版は見ていない。)更に、前回までのあらすじを頭に入れていたので、本編時間は更に無駄に浪費されていた。

まあ、一つの試みということで、こういうことを行うことまで否定しようと思わないが、放送するにしても、余りにもズタボロな形になった者を放送しても仕方がないと思うんですけどね...

で、最近はBSデジタルでは、本放送が終了したら、その翌週から再放送を行う、というのが盛んに行われているが、本作もそういうことになって、来週からはまたまた第1話から放送する。そんなことをするのなら、劇場版を2時間枠で一気に放送するか、1時間枠(54分枠)の前後編に再構成して放送するべきである。

テンポ良く物語は進んで行くが、余りにも短時間の細切れになっていたので、折角テンポ良く進むかと思ったら、もうその回は終わりというのだったのだから、見ていられなくなってしまうだけでした。

「時の木の実」を巡って、頼りない2代目代理人(演じたのは「風のシズカ」・山崎真美)は良い味を出していたが、主人公3人組の1人・杉原は完全に登場しない回もあり、松田勇気(ハリケンレッド)も顔だけという回があり、細切れにした弊害がもろに出ていました。

ネット配信をすることを考えて作品を作るのは良いが、そういう場合はもっと全体構成を考えないと、本作のようなとんでもないカス作品(少なくとも、TV放送の全6話には大きな構成ミスがあったので「カス作品」となる。)になってしまう。

以前よりも、映像作品を発表する場所が増えたのは良いが、それだけソフト数も多く必要になるのも分かるが、全6話にするのなら、それなりに考えた構成をして貰いたいところである。そういう構成が出来ないのなら、劇場版のように2時間枠で放送すべきである。ということで、本作(特に全6話になったもの)は今後の放送作品に大きな問題を提供したということで、よろしいかと...

尚、BS-iの再放送を見なくても、ネットで見ることが出来るので、再放送の必要性も全く感じないのだが、放送契約上、1クール単位にしないといけないのでしょうね... こういう所も改善して行かなきゃ...

 

↓前作を拾っておきます。

GOOD SPEED US! 天使急便

  • 出版社/メーカー: ネオプレックス
  • メディア: DVD


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