SSブログ

GILBERT O'SULLIVAN『HIMSELF』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1971年に発表された彼の1st.アルバムである。邦題は「ギルバート・オサリヴァンの肖像」と付けられている。1967年の終盤にデビュー・シングルを発表した彼であるが、アルバムが発表されたのは1971年ということで、本アルバムは待望の1st.アルバムということになる。彼が放った大ヒット曲『Alone Again (Naturally)』は本アルバムの翌年のことであるが、それに繋がる爽やかなサウンドを聴かせてくれている。また、本アルバムは、Billboardでは最高位9位、イギリスでは最高位5位を記録してロングセラー・アルバムとなった。

収録曲は以下の全14曲である。『Intro』『January Git』『Bye-Bye』『Permissive Twit』『Matrimony』『Independent Air』『Nothing Rhymed』『Too Much Attention』『Susan Van Heusen』『If I Don't Get You (Back Again)』『Thunder And Lightning』『Houdini Said』『Doing The Best I Can』『Outro』。

この中からシングル・カットされたのは2曲であり、『Nothing Rhymed』はイギリスで最高位8位を記録、続く『Doing The Best I Can』はイギリスで最高位40位を記録している。尚、この曲は彼の4枚目と5枚目のシングルということになる。

本アルバム蠏のお薦め曲は、大ヒットを記録した『Nothing Rhymed』と、ヒット・シングルの『Doing The Best I Can』、更には『January Git』『Matrimony』『Thunder And Lightning』というところをピックアップしておく。また、『Intro』と『Outro』というオープニングとエンディングというのもなかなか味があるところである。

彼はシンガーソングライターの走りとなったアーティストの一人でもあり、'70's前半を代表するイギリスのシンガーである。(生まれはイギリスではなくてアイルランドですが...)丁度その頃、アメリカの方でもシンガーソングライターが次々と大ヒットを放つようになっていたが、UKの音楽シーンでは彼がその代表格としてリードしていた。透明感があり、爽やかな彼のサウンドは、いつ聴いても心を洗ってくれるものであるだけに、時々聴きたくなるところである。ベスト盤の方は多数リリースされているが、本アルバムの方も忘れずに聴きたい所である。それにしても、彼のような曲を「エバーグリーン・ミュージック」と言うということがよく分かりますね...

 

ヒム・セルフ(紙)

ヒム・セルフ(紙)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2003/05/21
  • メディア: CD

Himself

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Park
  • 発売日: 1994/05/01
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「EMPEROR OF THE NORT..BEST HIT USA 2008[20.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。