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女子大生会計士の事件簿#7 [ドラマ]

最初はいつものように「リザーブコール」についてから。今週も番号通知で、21:45に掛かってきました。(今までで、一番遅い時間ということになりました。)また、今回は前回と同じ番号から掛かってきたというのが、今までと違う所でした。これで、全12話の内、7回連続で掛かってきているので、過半数は超えましたが、最終回まで毎回掛かってきて欲しいものです。→掛かってきたら、発信番号は何番からでも構わないですけど...

今回の物語は第7話「Kの悲劇!角川をかける少女」という物語である。が、完全に「ケータイ刑事」のノリの物語になっていて、銭形雷からの引用もいくつかあったというとで、「ケータイ刑事」ファンにとっては美味しい物語でした。(「女子大生会計士・銭形雷の事件簿」と言うとオーバーだが、これに近い感じがありました。)先週、次回予告で、銭形雷の台詞(「そうか、そういうことか」)を言っていたが、それ以上のものが出てきたのは嬉しい所でした。今回の監督は「ケータイ刑事」最多登板監督の佐々木浩久監督であるが、ここまでやってくれるのは流石ですね。本作に不足しているものをしっかりと出してくれました。(でも、「ケータイ刑事」があってこそ成立つというのもまた事実でして...)

『明日吹く風』が流れてきて、空に雲が流れ、唇に指を当てて「よどむ、悪の天気」を口にしたが、これはそのまま銭形雷でした。また、三原光尋監督(カメラマン)は「銭形雷・1st.15話」でやったこと(「昔にも味わったようなこの快楽...」と言ってましたが、そのネズミ取りです。)をここで再びやってくれました。そして、監査された3人が(龍角散を)吹いていたのは銭形雷の逮捕シーンでした。(→「銭形雷」を見ていない人には、全く分からないでしょうし、ふざけすぎと感じたかもしれないでしょうね...)ただ、そこまでやるのなら、感電させるとか、「会計界の涼宮ハルヒ」ではなく「会計界の銭形雷」と言うべきだったと思いますが...(→こういう所が本作に100%のめり込めない所であり、「中途半端」を感じる所でもある。)

部分的には「銭形零・2nd.6話」のような所もあったが、まあ「本人」が出演ということで、これはこれで良いかと...

で、「ケータイ刑事」ファンにとってはたまらない内容だったが、「ケータイ刑事」を見ていない人、知らない人にとってはついていけない物語ということで、評価は大きく分かれることでしょうね。(同時に「ケータイ刑事・ファン度」も分かる物語でもある。)まあ、スタッフ、主演、放送局ということを考えたら、「ケータイ刑事」ファンのためのような作品でもある本作としたら、こういう物語があっても良いでしょう。(尚、今回の物語について行けなかったと言う人は、「ケータイ刑事」について修行しましょう。若しくは、本作を見るのを止めることがよろしいかと...)

そして、今回の物語のもう一つは「もえビジ」の本の宣伝のための物語だったということでした。(本作の原作本の宣伝も同時にしてましたけど...)しかも、プレゼントまであったのですからね。ただ、そのプレゼントはBS-iからではなくて、スポンサーの角川書店からで、ハガキの応募先も角川書店になってました。→折角だから、BS-iのモバイルサイトから応募できるようにしてくれたらいいのに...(そう言えば、本作では番組プレゼントはやってないですね。「東京少女」ではやっているのに...)ちなみに、BS-iからの「もえビジ」のプレゼントは、前回の「いんふぉる!」(11/15放送)で告知がありました。

ある意味では、パロディ精神に満ちた物語ということで、こういうノリは、やっぱり「ケータイ刑事」スタッフならではですね。でも、クイーン・宝積さんのゲストから、本作は路線変更して、「ケータイ刑事」あっての物語になり、視聴者を選ぶようになったという気がするんですけど...(まあ、BSデジタルでの放送だから、これでもいいかと...)

ウキウキしているカッキー。で、萌実に「秘密にする」という約束で話すが、萌実はそれを大声で言ってしまう。(まあ、これはお約束ですし...)で、角川書店から本を出すことになったということで、既にベストセラー作家になった気分でいた。で、角川書店に言ったカッキーと萌実。(いつもと違って、一応カッキーが引っ張っている形になっている。)が、カッキーのことは誰も知らず、編集長から貰った名刺を見せて、「角川書店」というのは「すみかわ書店」ということが分かった。

で、すみかわ書店に行ったカッキーと萌実。が、そこは何もかもが角川(かどかわ)書店そっくりだった。(「ケロロ軍曹」ではなく「ケロロ伍長」があった。)受付のお姉さんもそっくりだった。(よく見ると、口元のホクロと耳を出している方、髪飾りの位置が左右逆になってました。会社のマークも左右が逆になっていたのに合わせたということですかね...?)

カッキーの本「女子大生会計士の事件帖」の出荷票を見せて貰ったカッキーは気をよくする。暫く会社内を見て回る萌実とカッキー。で、カメラマンがモデルの写真撮影を行っていたが、三原光尋監督と早織ちゃんの顔合わせとなると、「銭形雷・1st.15話」の「川渕浩探検隊」です。(ちなみに、この物語の脚本は佐々木浩久監督でした。)秘境・緑山で遭遇した変なおっちゃんに対して、ちゃんはネズミ取りで撃退したが、まさにその再現でした。三原監督も「昔にも味わったようなこの快楽...」と言っていたが、これは早織ちゃん相手だからこそ成り立つものでした。(→「分かる人だけ分かればいい」という「ケータイ刑事」のノリですね。)

社内を見ていると「ザ・テレビジャン」「コミック・ジャージ」というのを目にし、萌実は胡散臭さを感じた。で、「よどむ、悪の天気」ということで、「銭形雷」に変身、スイッチが入り、実際に本屋さんに行って確かめることにした萌実。

書店にやってきたが、カッキーの本は何処にも置いてなかった。カッキーは売り切れたと思ったが、実は倉庫に段ボールのまま置かれていたのだった。

で、このことですみかわ書店の社長たちにクレームを付けた。が、あしらわれてしまう。これでカッキーは落ち込んでしまう。そんな中、すみかわ書店の今月の新刊一覧を見た萌実。(「ケッタイ刑事」をはじめ「おっちゃん」「舞婆」「蜘蛛の紐」など、パロディ・タイトルがズラリ並んでいる。また、作家の名前も、江戸山乱蝶、上井秀夫、夏口硝石、森糖概、茶川竜之介、宮沢賢壱、駄才修、月新一、というように、パロディに満ちていました。)で「そうか、そういうことか!」と閃いた。(この台詞も銭形姉妹は言います。)但し、「謎は解けたよ、ワトソンくん」は言いませんでした。→これをそのまま言うか、「謎は解けたよ、柿本くん」と言うか、このどちらかにすれば良かったのに...

改めて社長たちの所に乗り込んだ萌実。「監査、感激雨あられ。…」口上が始まり「会計界の涼宮ハルヒ」と言い、そろばんを廻す萌実。で、社長たちは(銭形雷ちゃんに稲妻を落とされたように)煙(龍角散)を吹いて椅子に倒れ込んだ。で、萌実は社長たちの本当の目的を語った。「決算を乗り切るために1冊でも多くのタイトル数が必要だった。仮にそれが、どんなに聴いたことのない著者だったとしても、どんなにつまらない内容だったとしても、どんなにパクリみたいに冴えないタイトルだったとしてもね。大事だったのは質より量だったのよ!」と言い切った。が、「酷いなぁ」「何もそこまで言わなくても...」と社長たちに言われ、カッキーは奈落の底に突き落とされた。カッキーも「萌さん、言いすぎです」と落ち込みながら言った。すかさず「ごめん、そういう意味じゃなくて...」とフォローしようとする萌実だったが、「いいです」とカッキー。

で、カッキーが出した200万円は無事に帰ってきて、めでたしめでたし。が、すみかわ書店は倒産してしまったため、カッキーに印税が入ることはなかった。

それから暫くして、角川(かどかわ)書店から連絡が入り、萌実とカッキーは角川書店に。(でも、受付の前で話すような内容ではないでしょう...)山田センセイが忙しくて原稿が書けなくなってしまったので、その代わりにビジネス本を書いて貰う、という話だった。カッキーは自分だと思い「僕、一生懸命頑張らせていただきます」と言うも「君じゃないよ、萌ちゃんだよ」ということで、萌実は書くことにした。タイトルは「もえビジ」。発売になると超ベストセラーとなり「1500万部突破!」となった。(どう考えてもこれは一桁多すぎますよね。日本人の8人に1人が買わないとこの数字にならない(第2巻、3巻、…があればともかく、1冊だけですからね)し、カッキーの言う通り「ドラマの中の話」です。)

次回は「不器用なエンゲージリング」という物語です。佐々木監督から落合監督になるということで、ケータイ刑事色が無くなって、4話までのような物語に元に戻るものと思いますが...

おしえて山田センセイ」。今回のハガキによる質問は「山田センセイはお仕事をしながらの作家活動ですが、締め切りとか大変じゃないですか?」という質問。(随分と私的な質問ですね...)これに、確かに大変だが「締め切りを守ってこそのプロじゃないか」と回答する。そんな所に『明日吹く風』の着メロで電話が掛かってきて、電話に出る山田センセイ。(野﨑編集長からだった。)で、締め切りと言われて「あと一週間、3日、1日、…」と言ってました。→ここにも「銭形雷」(『明日吹く風』は「銭形雷」の主題歌です。)が支配しているということで、今回は最初から最後まで「銭形雷」に染まっていました。(「女子大生会計士・銭形雷の事件簿」でした。)

今回から後半に突入したが、完全に「ケータイ刑事銭形雷」あっての物語になり、「ケータイ刑事」テイストのネタが満載でした。「ケー刑事ファン」であれば熟知している小ネタの拾い方をそのまま当てはめれば良く、細かい所までたっぷりと突っ込める物語でした。(知らない人には全く分からないでしょうから、つまらなく思えたことでしょう。)それにしても、本作で「ケータイ刑事」そのままというノリの物語が見られるとは思いませんでした。まあ、今回の物語の監督が「ケータイ刑事」最多登板の佐々木監督ということを考えたら、こういう内容になるのも納得です。正に今回は「ケータイ刑事」ファンのための物語でした。(如何にもBS-iドラマらしいものでした。)で、いよいよ7代目の製作発表になると睨んでいますが...

尚、今回のネタを少しでも知りたいというのであれば「銭形雷・1st.15話」を見れば多少なりとも分かるようになるでしょう。(が、「」「」「」「」「」「」の全てを見るのが理想、最低でも「」の半数とそれ以外から最低1本ずつ以上見るべし。)

 

↓プレゼントもありました。

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↓今回はこれ抜きではあり得ません。

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2008/07/26
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ケロロ軍曹 (1) (角川コミックス・エース)

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  • メディア: コミック


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