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GLORIA ESTEFAN『MI TIERRA』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1993年に発表されたアルバムであり、ソロ名義になってからは3枚目のスタジオ・アルバムである。本アルバムは彼女の母国・キューバの公用語であるスペイン語で歌っているアルバムであり、エスニックな雰囲気に満ちた内容となっているのが特徴である。ラテン系のアルバムとしては評価が高く、彼女の最高傑作と言われているアルバムでもある。Billboardでは最高位27位であったが、スペインでは1位を獲得、イギリスでも最高位11位を記録している。

収録曲は以下の全12曲である。『Con Los Anos Que Me Quedan』『Mi Tierra』『Ayer』『Mi Buen Amor』『Tus Ojos』『No Hay Mal Que Por Bien No Venga』『Si Senor!...』『Volveras』『Montuno』『Hablemos El Mismo Idioma』『Hablas De Mi』『Tradicion』。

この中からシングル・カットされたのは全部で6曲ある。アメリカではいずれもが大きなヒットにはならず、BillboardのHOT 100にはランクインしていないが、ダンス・チャートやラテン・チャートではそれなりのチャート成績を残している。また、アメリカよりもイギリスの方がチャート成績は良い。そんな中、『Mi Tierra』はスペインで堂々の1位を獲得するヒットとなっている。これ以外にシングル・カットされたのは『Con Los Anos Que Me Quedan』『Tradicion』『Montuno』『Mi Buen Amor』『Ayer』である。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Con Los Anos Que Me Quedan』『Ayer』『Tus Ojos』『No Hay Mal Que Por Bien No Venga』『Hablemos El Mismo Idioma』『Tradicion』という所をピックアップしておくが、捨て曲が無く、いずれの曲もが高いクオリティを持っていて、たっぷりと聴かせてくれるアルバムである。

スペイン語で歌っていると言うことで、歌詞については理解できない所もあるが、ラテン系ミュージックの特徴である情熱的な感情はたっぷりと伝わってくるし、バラードの方は感情豊かに、丁寧に歌い上げていて、気持ちが伝わってくる。腰を落ち着けてじっくりと味わうと、より奥深さが分かるようになり、聞き飽きることのない大人の雰囲気に満ちた傑作アルバムである。また、女性ボーカル・アルバムとしても、内容があるアルバムである。

ラテン系ミュージックを聴くのであれば、聴いておきたいアルバムであり、手元に置いておきたいアルバムの一つである。

 

Mi Tierra

Mi Tierra

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
  • 発売日: 1993/06/24
  • メディア: CD


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