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女子大生会計士の事件簿#8+α [ドラマ]

最初はいつものように「リザーブコール」についてから。今週も番号通知で、21:41に掛かってきました。また、発信番号は、初回は非通知だったので分からないが、今までには無い番号からでした。これで8回となりましたが、残り4回も全て掛かってきて欲しい所です。

今回の物語は第8話「不器用なエンゲージリング」という物語である。今までは萌実とカッキーのコンビで監査に行っていたのに、今回は先輩会計士・大津が主査を務め、3人で監査に行ったということで、こうなると雰囲気が違いますね。(今ひとつ、面白みの無い物語に収まってしまって...)

今回の萌実の口上は「会計界のシンデレラ」ということで、これもちょっと肩すかしを食らったようであって、今回の物語に合っていない。ボタンの掛け違えがあるようで、今回はつまらない物語でした。→ごく普通の会計士の物語になっていて、BS-i作品らしさが薄く、平凡ドラマでした。BS-iの製作なんだから、こんな平凡なものは期待していませんから...(ということで、今回は簡単に済ませてしまいます。)残り4回、最後の物語は前後編となるのだから、物語としたらあと3つ。このまま尻すぼみになってしまわないで貰いたいのですが...

冒頭の萌実とカッキーのコントに対して、先輩・大津がツッコミを入れた時点で、萌実&カッキーというコンビの乗りにブレーキが掛かってしまい、これが結局最後まで尾を引いて、萌実&カッキーのいつものノリが出ることが無くなり、その代わりに恋物語を入れたが、まだそれをこなすだけのゆとりが萌実とカッキーに無いのが、今回の物語をつまらなくしてしまい、全体構成上のミスですね。萌実とカッキーがもう少し恋仲になっていたら、より面白く描けたでしょうが... ただ、萌実の方は、いつでもOKという感じでいるが、カッキーがねぇ...→今回のカッキーは、白井虎太郎のような所が出ていました。

「雨降って土砂が崩れる」と言った萌実。これに「雨降って地固まる」と正すカッキー。なんか違うんですよね... で、今回の萌実は監査をしたというよりも恋のキューピッド役を務めた感じでしたね。

大津にしても、ごく平凡な先輩であって、特にこれというような個性がなかったのが致命的。柴田太郎さんや柴田束志さんのように、しっかりとした個性があれば良かったのだが、それが無かったのだから、残念です。

ボーリングの券を貰ったカッキー。(→松山さんの割引券を焼き直しただけという感じでは...)が、萌実の想像力は流石であって、エンゲージリングのために指のサイズを、という発想はぶっ飛んでいます。で、自ら指輪のサイズを教える萌実。カッキーにはまだ恋愛ごとをこなすだけのゆとりが無いので、萌実の空回りとなるが、こういう空回りは面白いんですけどね...

今回は、先輩会計士の大津利明が主査を務める宝石店・ラピスラズリの監査に、そのスタッフとして萌実とカッキーが同行した。(いつもと違う展開は良いのだが、大津のキャラが平凡すぎるだけに、これでは萌実のキャラも死んでいる...)で、監査を始める。いつものように、カッキーは不審な所に気づかず、萌実と大津がそれを指摘する。会社の売り上げに変な所があり、買い戻し条件付き売り上げが去年より増えていた。更に調べていくと、従業員貸付金がやたらと多かった。

そんな中、社長が「宝石が盗まれた」と騒ぎ、それは経理マネージャーの石川翡翠が盗んだと言う。が、翡翠はそれが会議室にあったと言って社長に届ける。その場は何とか収まったものの、翡翠と大津の態度から、萌実は、大津がしている宝石は翡翠からもらったものだと気づき、更に全てを見抜いた。

屋上にいる翡翠の所に萌実がやってきて、「監査感激、雨あられ。…」口上が始まり「会計界のシンデレラ、藤原萌実、ここに見参!」から推理を語る。

ラピスラズリは買い戻し条件付き売り上げを増やしたが、それでも売り上げが落ちていたので、従業員全員に自社製品を強制的に買わせ、更にお金がない人には従業員貸付金でお金を貸して宝石を買わせていたのだった。

翡翠は社長と話すことを決意して社長の下へ。(大津もついていく。)で、不正のことを話す大津に対して、社長はキレて、監査契約の破棄を口にし、更に翡翠に対しては「クビ」を言い渡した。

暫くして、ラピスラズリは倒産した。それを知ったカッキーは、萌実と共に退社して帰途につく。その途中で萌実とカッキーは、大津と翡翠が一緒にいるのを見かけた。大津の紹介で翡翠は再就職が決まり、翡翠の指にはエンゲージ・リングがあった。

次回は「遠い夏の日の酔夢譚」という物語です。酒造メーカーへの監査ということで、萌実はお酒を飲めるということで、またもぶっ飛んだ所を見せてくれそうですね。(が、酒癖は悪そう...)一方、カッキーは蔵の中に閉じ込められていたが、やはりドジぶりをいかんなく発揮しそうです。

おしえて山田センセイ」。今回のハガキによる質問は「カッキーは襟元にバッチを付けているが、どうして萌さんはバッチを付けていないの?」という質問。これに、弁護士や税理士と違って(バッチを)付ける義務が無いので付けていない人が殆ど、と真面目な回答をする。カッキーから借りてきたバッチを襟元に付けた山田センセイだったが、「警告、警告、…」という声がして...→カッキーから借りてこないで、自分のバッチを付けたらいいのに...

前回が余りにも楽しい物語であり、「ケータイ刑事」最多登板監督の佐々木浩久監督がたっぷりと楽しませてくれたが、今回はその反動なのか、「会計士」を主人公とした物語らしくなったが、これが「会計士=地味」という印象の通り、物語をつまらなくしてしまいました。で、萌実には恋のキューピッド役をさせていたが、そういうのって、萌実のキャラじゃないんですよね。そもそも、そういうものは「恋日」ならともかく、全く期待していない方向である。全12話の中にはこういう物語があっても良いが、前回との落差が余りにも大きかったために、ガッカリさせられました。(「おしえて山田センセイ」の方もつまらなかったし...)今回は開店休業だったと言うことの出来る物語でした。(平凡過ぎて、BS-iドラマとは思えないものでした。)

ちなみに、今回の物語の27秒版の予告はこの一週間、余り流れずに12秒版の予告の方がいつも以上に流れていたが、こういう出来だったら「予告を控えていた」と言っても納得してしまいますね...(12/27秒版の両方ともゲットしましたけど...)→ちなみに、番組内の次回予告だと、スポンサーのテロップが出るのと「この番組は…」という声が被るので、それの無いものをゲットすることにしています。(DVDがリリースされたら、次回予告も収録されているでしょうけど...)

その後の再放送「東京少女・水沢エレナ」は「恋日」のような雰囲気のある物語で「好きといえない」だったが、まさかこれを意識していて、恋話を入れたのでしょうか?(それは無いでしょうが...)→自分の気持ちを上手く話せない主人公が、一歩踏み出す勇気を持つことが大事だと気づく内容であり、間接的にカッキーに教えようとしているように思えて...

それにしても、来年1月から始まるであろう7代目・ケータイ刑事の発表がないですね。(BS-i製作ドラマで発表されたのは「ポッキー4シスターズ」であって、12/27にBS-iで放送されます。)まさか「東京少女」が4クール目に突入するというのでしょうか?(ヒロイン候補は、多聞チルドレンの中にもまだいますし、岡本あずさのように新人をというのも丹羽Pはお得意ですし...)

 

もえビジ 会計RPG  密室の女子大生会計士

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女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

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  • 発売日: 2004/10/25
  • メディア: 文庫

↓「東京少女・水沢エレナ」の原作ノベライズ本

好きといえない (リンダブックス 東京少女 2)

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  • 作者: リンダブックス編集部
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 文庫

↓かつての「ポッキー四姉妹」の劇場版。(DVD化されていません。)

 

四姉妹物語 [VHS]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: VHS


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