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「ESCAPE TO ATHENA」 [映画(洋画)]

表題の作品は1979年のイギリス映画「オフサイド7」である。国際的なスターが集結した戦争アクション作品である。物語の舞台は第二次大戦末期のエーゲ海はロードス島ということで、色々と見所があるはずなのだが、作品としての完成度は今ひとつで、折角のオールスター・キャストが泣いていることになってしまった作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は119分、原作はジョルジ・パン・コスマトスとリチャード・S・ロクトの2人、監督はジョルジ・パン・コスマトス、脚本はリチャード・S・ロクトとエドワード・アンハルトの2人、撮影はギル・テイラー、音楽はラロ・シフリンである。そして出演は、ロジャー・ムーア、テリー・サヴァラス、デヴィッド・ニーヴン、クラウディア・カルディナーレ、ステファニー・パワーズ、リチャード・ラウンドトゥリー、ソニー・ボノ、エリオット・グールド、アンソニー・ヴァレンタイン、ジークフリート・ラウヒ、マイケル・シェアード、フィリップ・ロック、たちである。

第二次大戦も末期に近い1944年。ギリシャの島々はドイツ軍に占領されていて、連合軍の捕虜たちはドイツ兵の監視下で遺跡の発掘作業を続けていた。捕虜収容所の所長オットー・ヘヒト少佐は考古学に造詣が深く、ヒトラーのための古美術品収集が任務となっていた。ある日、その捕虜収容所にアメリカ人の芸人であるチャーリーとドティがやってきた。その時、ヘヒト少佐はドティに興味を持ち、自分が考えていた秘密計画を口にした。一方、町では、レジスタンスが収容所に乗り込んである計画を実行しようとしていた。チャーリーとドティのショーが行われている間にレジスタンスはボルクマン大佐が率いる銃殺隊を全滅させた。ヘヒト少佐は戦争よりもアテナ山にある財宝を狙っていて、捕虜たちと手を組んで、財宝を手に入れようとしていたのだったが...

戦争映画ということで、派手なアクションを期待すると裏切られる。古代の財宝を狙うというのは面白い発想であるが、目新しいものではなくてありふれたものであるだけに、もう一捻り欲しかったところである。

まあ、エーゲ海の美しい景色については、心を癒してくれることもあるので、そっちの方を目的として見てみるというのも悪くないかもしれないですが...

 

↓日本盤DVDはありません。輸入版(リージョンコード「1」)です。

Escape to Athena [DVD] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Carlton
  • メディア: DVD

↓日本版はビデオです。

オフサイド7 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: VHS


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