ケータイ刑事銭形泪14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
今回の「銭形泪[裏ネタ編]」は2st.1話(通算では14話)の「消えた凶器を探せ! ~お花見殺人事件」の2回目です。今回は、サブタイトルに記されている「花見」について、そして劇中で泪ちゃんが口にした「ハルウララ」と「高知競馬」と「神無島」について記すことにします。
尚、約2年8ヶ月前のBS-iのこの物語の再放送時に記した記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。
「花見」:(主に桜の)花を見て楽しむことを言う。花は何でも良いが、春先に「桜」の花を見ながら行われる宴会のことを言うが、その宴会のことを言う場合もある。古くは定められた節日(旧暦の3月3日)があった。
歴史は古く、奈良時代の貴族が最所に行ったのが起源とされている。(但し、当時は「桜」ではなく「梅」の花を見ていた。)平安時代には「梅」から「桜」を見ることに変わったが、現在でも「梅」の花で花見を行う場合もある。但し、当時の花見は、貴族の行楽行事であって、一般庶民が行うものではなかった。その後も貴族や権力階層の行楽として知られ、豊臣秀吉の醍醐の花見(1598年)は有名である。「花見」が一般に広まったのは、徳川吉宗の時代であり、江戸の各地に桜を植えさせ、花見を奨励したことから広がるようになった。
多くの和歌でも「桜」や「梅」、「花見」について詠んだ歌があるが、平安時代には「花」=「桜」というようになったこともあって、和歌の世界では「花」=「桜」である。また「花見」は春の季語である。
「ハルウララ」:元競走馬であり、連敗記録で有名になった牝馬である。1996年生まれで、1998年11月に高知競馬のレースに初出走して、競走馬としてデビューする。が、一度も勝利することなく、通算成績は113戦で0勝であった。
この物語は2004年4月4日の放送であるが、連敗記録が80を超えたあたり(2003年夏頃)からマスコミで取り上げられ、「負け組の星」として全国的な知名度と人気を獲得し、ブームを巻き起こした。特に、地方競馬である高知競馬の売り上げを伸ばし、各種グッズも製作販売され、映画も製作された。
そして、当時は歴代2位となる109連敗を2004/5/23に記録し、その記録を「113」まで伸ばした。その後、引退レース(2005/3の予定)のために休養をとる形で出走せず、その引退レースも何度か先延ばしされ、2006/10に競走馬として引退した。(結局、「引退レース」はなしでした。)
引退時点で、「113連敗」という記録は歴代3位になり、現在ではこの記録を次々と更新する馬が現れ(歴代1位の記録も更新された。)、ハルウララの連敗記録は目立ったものではなくなったが、「連敗記録」に注目が集まるようになり、ある意味では最も知名度の高い馬になった。
「高知競馬」:日本の競馬は、中央競馬と地方競馬があるが、地方競馬が行われる競馬場の一つである。(現在、地方競馬は全国で18ある。)四国では唯一の競馬場でもある。(所在地は高知市である。)
地方競馬は何処も経営が厳しい状況にあるが、2003年後半からのハルウララのブームは救世主となったが、ハルウララ引退後はぎりぎりの苦しい状況が続いている。しかし、ハルウララをはじめ、エスケープハッチが地方競馬の歴代最多勝新記録を達成したり、オースミレパードがサラブレッド最高齢勝利を達成するなど、何かと話題となる競馬場でもある。
「神無島」:「愛・26話」において、五代さんに転勤辞令が出て、五代さんの新たな赴任地となった島であるが、愛ちゃんも転勤願いを出して、所長として赴任した島である。また、麻薬取引の拠点となっている島らしい。
また、「ケータイ刑事」を離れて、「東京少女・山下リオ」の第1話「初恋ダッシュ。」の渡辺リオは、徳島県の神無島出身であると語られたが、その神無島と、五代さんが赴任した神無島が同一なのか、別なのかは不明である。(五代さんや愛ちゃんが転勤することを考えたら、東京都であると考えられるため、別の島と思われる。)
↓神無島署署長となった愛ちゃんの物語はこちら(最終話)
↓こういうものを...
↓「ハルウララ」関係
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