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「無頼」(その6) [映画(邦画)]

懐かしの邦画ヒーローシリーズ第31弾として記してきた「無頼」シリーズも、今回が最終回となります。シリーズの中で唯一の1969年作品である最終作について記します。

シリーズ第6作(最終作)「無頼 殺せ」(1969年)
作品データを記しておくと、タイトルは「ぶらい・ばらせ」と読む。1969年の日活作品で、時間は86分である。原作は藤田五郎、監督は小沢啓一、脚本は池上金男と永原秀一の2人、撮影は高村倉太郎、美術は川原資三、音楽は坂田晃一である。そして出演は、渡哲也、松原智恵子、江原真二郎、野添ひとみ、和田浩治、水島道太郎、今井健二、須賀不二男、郷えい治、近藤宏、高樹蓉子、武藤章生、睦五郎、晴海勇三、天坊準、吉田昌夫、市村博、たちである。

京浜のある工業都市にやってきた藤川五郎。町は入江崎一家と関東東友会が縄張り争いをしていた。五郎は関東東友会のチンピラに絡まれていた浅野弓子を助け、更に入江崎一家の若い者も助けた。そんな五郎は、6年前に刑務所で知り合った入江崎一家の代貸・守山と再会し、その日から入江崎一家に居候することになる。また、浅野弓子は守山の妻・美奈子の妹だった。3日後、入江崎一家のシマに「関東東友会京浜支部」の看板が上げられた。そのため守山は、この始末の相談に東京に出掛けた。しかし、若者頭・加世田は関東東友会会長・剣持に組の動きを密告していた。そんな中、組の若者・勲が惨殺され、守山は復讐を誓い、殴り込みを掛ける。入江崎一家の大勝利となったがねこの時五郎は、流れ弾を足に受けて負傷していた。東京の鶴岡親分が両者の手打ちを買って出たが、守山が剣持の不意打ちによって殺され、関東東友会の殴込みによって入江崎一家は壊滅してしまう。五郞はゴーゴー喫茶で気炎をあげていた剣持を襲って、守山たちの復讐を果たした。

パターン通りの筋書きで進んで行くが、本作では小沢監督の演出に今ひとつキレが無く、今ひとつといった感じを受けてしまう。まあ、シリーズの最終作はこんなところですかね...

 

↓DVDではなくてビデオです。

無頼・殺(バラ)せ [VHS]

  • 出版社/メーカー: 日活
  • メディア: VHS


 


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