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ラストメール#10[Final] [ドラマ]

最終回のバーチャルメールの配信は4通でした。尚、今回も全てのメールが、主人公が劇中でメールを見終わった頃に届いたということで、最後も酷い状況でした。初回は、主人公にメールが届くのとほぼ同時、遅くても、メールを開いた時には届いていたのだから、「通信状況が…」と言っても、それはいい訳にしかならず、「バーチャルメール」という企画は完全に失敗でした。

尚、1/15からは同じ枠で再放送となるが、「再放送なのでバーチャルメール対応はありません」ということで、全く何の価値もない放送ということになる。と同時に「特許」出願をしたと言っているが、未完成発明ということをBS朝日が認めたということであり、「拒絶査定」となるのは明かである。(よって「特許」にならず、単に「先行技術文献」の一つでしかない。)

ところで、「来春の新ドラマで新たなバーチャルメールを考案中」と言っているBS朝日だが、本作の失敗点を分析の上、改善しないのならやめておけ、とBS朝日に意見を伝えておきました。

今回の物語は「さよなら大切な人」という物語。が、内容が全く無く、単に時間の穴埋めにドラマを作っただけという、ゴミでしかありませんでした。(ここまで何も無い最終回というのも、久しぶりでした。)こんな脚本でいいのなら、誰でも脚本家になれるでしょうね。中盤までは良かったものの、7話以降はドンドン酷いことになっちゃいました。(6話の終わりで、希美に「あと3つ」と気づかせてしまったことからボロボロになっちゃった。→見ていて気づいたが、あと1つになって希美に気づかせて、透に会えると思わせて、張り切らせた方が絶対に良かったでしょう。)

本作の最終評価を先に記しておくと、後半がボロボロになったということで、「時間の無駄」「存在価値無し」「資源とエネルギーの無駄遣い」「失敗企画」「ドラマとしても失敗」ということで、「赤点」「(5点評価で)星0個」です。

ということで、BS朝日初のオリジナルドラマは完全に失敗作であり、主演の飛鳥凛をはじめ、出演者のキャリアに汚点を記したことになりました。同じBSデジタル放送局でも、BS-iやWOWOWは良い作品を製作しているのだから、BS朝日はオリジナルドラマなんか製作しないで、テレ朝製作の地上波ドラマの再放送だけしていたらいいんじゃないの... また、主演の飛鳥凛も、キャリアから本作は完全に抹消してしまった方が良いでしょう。(こんなのに主演したって、余りにも可哀想です。)

ギャグの要素を殆ど出さないようにした最終回(こういうことをするのなら、ミス・キャストだったと言うしかない...)だったが、これによって本作のファンタジック・コメディということを否定してしまい、完全に本作の持ち味を殺してしまった、目も当てられないような物語だったということで、物語の方は簡単に済ませてしまいます。

再会した透は希美に語った。透は1年前に事故で死んでいて、108人を成仏させる仕事のためにこの世に戻って来たが、期限が迫っていた。また、108人を成仏させると、天国に戻って希美と永遠に別れなければならなかった。これを聴いた希美はショックを受け、田村に、沙織が結婚詐欺師という事実を語る。沙織は、田村に本当のことを伝えてくれたことに感謝したが、希美は自暴自棄になってしまった。

希美は、こんな辛い別れがあるのなら出会わなければ良かった、と思うが、沙織や透は、本当に好きになった人の幸せを願ってこの世を去るという同じ気持ちになっていた。

そんな中、町で希美は、(第1話に登場した)牧野に声を掛けられ、大切な人を失っても、心の中で生き続けていることを知った。(その他、3、5、7話というように、奇数話の一シーンが出てきた。)

思い直した希美は、沙織の気持ちを田村に伝え、沙織が田村に返して欲しいというものを田村に渡した。それは3000万円の貯金通帳と、沙織の本当の気持ちを記したメッセージだった。

これによって沙織は成仏し、108人の成仏が完了した。希美は透と出会えたことを良かったと思い、心の中に透が生き続けていると誓った。そして透は天国に戻って、希美の前から消えた。すると、死者からのメールが届く携帯も消えた。

希美の携帯にマスターからメールが届き、「六文銭」の意味が記されていた。(更に、バーチャルメールとして届いたメールには、ドラマには出てこなかったおまけが記されていて、メイド喫茶にした理由が記されていた。)

メイド喫茶をやめた六文銭。希美がやってくると、「バイトさせて欲しい」とマスターに言った。希美がバイトするなら、メイド喫茶に戻そうというマスターだった。

1/15から、同じ枠で再放送をすると言うが、バーチャルメールも対応しないというのだから、完全に穴埋め放送になってしまうだけ。「TVショッピング」でも放送した方がましだと思います。

最終回の希美の待ち受けは、透を見送った時の希美だったが、もっと他に良い表情をしていた希美があったので、この選択までおかしくなっていました。

 

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