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女子大生会計士の事件簿#12[Final] [ドラマ]

最初はいつものように「リザーブコール」についてから。今週は21:40に掛かってきました。ということで、全12回、パーフェクトとなりました。尚、今回の発信番号も今までになかった番号からでした。初回は「非通知」でしたが、それ以外の11回は「番号通知」で、2度掛かってきた番号が1つだけあり、10種類の番号から掛かってきたことになりました。→こういうのって、やっぱり「パーフェクト」となると嬉しいものです。(来週からはこれが無くなると、ちょっと寂しかったりも...いや、内容のない電話(所謂「無言電話」)として、掛かってきたりして...→電話代も発生するから、そういう初歩的なミスはしないでしょう。)

今回の物語は最終回・第12話「サヨナラは監査のあとで(後編)」である。初めての「前後編」となる物語で、前回の続きです。が、最終回ということで、最後のオチのドラマがあるため、物語の方は少し早めに終わりました。また、冒頭では、「前回のあらすじ」を省略していたが、こういうことを予想していたので、放送前に「前半」をおさらいしておいたのは正解でした。

久しぶりの萌実の口上は「会計界のアンドロメダ」ということで、ギリシャ神話のエチオピアの王女で、英雄・ペルセウスの妻です。が、これを口にするのなら、もう少しギリシャ神話になぞった所が物語に欲しい所でした。

本作は、やっぱり「ケータイ刑事」を意識していて、それが3つ見られた物語でした。1つ目は、カッキーもが監査されたということで、歴代・ケー刑事の相棒は、何だかんだで銭形に一度は逮捕されています。(鑑識・柴田さんもやはり一度は逮捕されています。)

2つ目は、監査終了後の所で、カッキーが萌実の大学に入学たという所である。これは「銭形愛・26話」で、事件解決後、神無島署に転勤になった五代さんの後を追うように、神無島署の署長としてちゃんが赴任していったが、絶対にこれを意識していますね。(まあ、KJ脚本だったら、そういうことは当然として仕込んでいることでしょう。)尚、早織ちゃんが演じた銭形雷と、銭形愛の共通点は、いう間でもなく四姉妹の長女・青リボンというところです。尚、1/11(日)からは、「銭形愛」の再放送が始まります。(毎週日曜日の朝10:00~10:30)26話の放送は、順調ならば7月になってからという計算になります。

3つ目は「おしえて山田センセイ」の所に、萌実とカッキーが登場して、視聴者に挨拶をしていたという所である。「ケー刑事」では「鑑識メモ」のあとの着ボイスDLのお知らせのコーナーがあり、最終回はそこでの挨拶というのが恒例となっているが、本作ではそういうコーナーが無いので、「鑑識メモ」に相当する「おしえて山田センセイ」の所に登場した、ということですね。

ということで、やっぱり「BS-i作品」らしい所はしっかりと抑えた作品でした。(が、こういうことが出来るのもBS-iらしいところですけど...)ただ、物語の方は終盤になってちょっと息切れしたようで、面白さが控えめになってしまったのが残念な所でした。

ところで、DVD化と、そのプレゼントの告知があったが、BS-i作品としたらDVD化が早いですね。しかし、モバイルサイトから応募できないというのは不満です。(やはり、BS-iドラマの本流ではなくて、サブという位置づけということを感じてしまう所である。)尚、DVDの方は3月発売だそうです。(「ケータイ刑事」はDVD-BOX化されることは分かっているが、放送終了時点では、まだこれからという具合ですし...)「愛の道 チャイナロード」は放送終了から3年、「恋する日曜日・ニュータイプ」は放送終了から2年が経過することになるが、今だにDVD化されていませんし...

カッキーは、大津から、萌実が会社を辞めるということを聞かされた。このままでは大学を卒業することが出来なくなるので、学業に専念するためという。で、ショックを受けたカッキー。

一方、萌実は独自で動き、和気の元を訪れ、アクアゲートについて情報を得た。(「手土産」と言われて納豆シェイク付きのモーニングセットを差し入れしていた。)そして、アクアゲートと575の社長は大学時代の先輩と後輩だと知る。そして萌実はアクアゲートの社長に会いに行った。

カッキーは、双葉から、萌実が悩んでいたことを教えられる。(「合コン」が人間観察というのも、なかなか面白い所ですね。)

カッキーは子規に対して、イベント部門の人間を連れて独立することを提案する。が、子規は内容も見ないで断った。で、もう一つ別の提案があると言うカッキーだったが、あっさりと拒否されて、子規は去っていった。そんな所に萌実が現れる。「もっと自分に自信を持ちなさい」とカッキーを励ます萌実だった。

カッキーは萌実に、会社を辞めることを尋ね、萌実は語る。そして「カッキーのこと、信じてるからね」と告と、イベント部門の人たちに話があると言って、萌実は出ていった。

カッキーが一人で575の社長と子規に監査報告をする。「問題なし」と報告すると、社長は、これで上場できると安心した。が、そこに萌実が登場。社長と子規が光に照らされ、更にカッキーも照らされる。「えっ?僕もですか?」と反応するカッキー。(銭形の相棒が逮捕される時と基本的に同じですね。)

監査、感激雨あられ、取らぬ狸の皮算用、どんなにお金を隠しても、悪の数字は見逃さない。その名も、会計界のアンドロメダ・藤原萌実、ここに見参!」と萌実の口上。そして3人が監査される。萌実は「今の話、ちょっと待ったよ」と口を挟み、カッキーがダマされたことを口にした。

この計画は、子規が考えたことを見抜いた。そして、イベント部門売却の真意を語る。それを聴いた社長は観念して、いきさつを語った。(後輩の会社から出資を受ける屈辱は耐え難かったという、プライドから来る見得でした。)萌実は、社員を犠牲にする上場には何の意味もないことを口にする。が、子規は「理想だけで経営できない」と萌実に反論する。しかし社長は上場を諦めた。慌てた子規は、社長との裏約束が反故にされることになるため、反発する。が、これによって子規の本性が暴露された。子規は「そんなこと知るか。辞めたい奴は勝手に辞めるが良い」と突き放した。が、イベント部門の人間がその子規の言葉を聞いていた。冷たい視線が子規に送られる。取り繕うとする子規だったが、社員たちの目は子規に冷たかった。

こうしてイベント部門の譲渡の話は白紙になり、子規は会社を去った。

監査終了後、川辺を歩いている萌実とカッキー。カッキーは萌実に「いつ嘘に気がついたんですか?」と尋ねた。萌実は最初に社長と子規にと会った時に感じたと話し、更に色々と語る。(この時、「カッキー」ではなく「柿本一麻」と名前で呼びました。)「数字を書いた紙切れだけで全てを判断する会計士になって欲しくはないの」という言葉に、カッキーは仕事を頑張って続けることを誓った。そしてこれまで世話になったことのお礼を言って頭を下げた。萌実も「私も楽しかった。ありがとね」と返した。(ここの台詞、「ケー刑事」の各最終話における銭形と相棒の別れの所に出てくる台詞がポンポンと出てきますね。)

その後、カッキーは575が上場出来る新たなプランを練り、575に行って、それを語る。その頃、萌実はあることをしていた。で、カッキーの話を聞いていた575の面々がそれに気づき、指摘する。窓の外を見たカッキーは「がんばれカッキー」という横断幕が出ているのを目にし、感激していた。社員からは「頑張れカッキー!」という声が飛び、感激して涙を流していたカッキーだった。

その後、575はカッキーの提案を受けて、アクアゲートと共同出資によるイベント会社が設立され、人事はイベント部門にいた社員たちで構成された。

大学に登校してきた萌実。(大学名は結局不明のままでした。→少なくとも、ペッパーダイン大学日本分校(白金にある。(「銭形泪・2nd.16話」)ではありませんでした。)講義に遅刻思想ということで急いでいる萌実が教室に滑り込み、「ぎりぎりセーフ」と安心する萌実。そんな所に「昨夜も合コンだったんですか?」と言う声がした。「ほっといてよ」と返した萌実は、その声の主がカッキーだと知って驚いた。カッキーは社会人向けの会計専門職大学院に入り、この大学の学生になったのだった。で、2人は(授業そっちのけで)色々と語る。「大学生は僕の方が先輩です」と大きく出るカッキーと、反発する萌実。が、「そこ、受ける気ないなら出てけ」と教授から注意された。で、おとなしくなる2人は、思い出し笑いをしていた。

次回予告の所が、「DVD化決定」という告知になっていて、萌実とカッキーによるコントをやっていました。また、10名にプレゼントという告知が字幕で出ていた。(→BS-iの再放送や地上波放送では確実にカットされる所ですね。ただ、BS-iの再放送では「この番組は2008年12月に放送されたものです。プレゼントの応募は締め切りました」とでもテロップを出して、そのまま流す可能性もあるかも???)それにしても、3月発売のDVDのプレゼント応募の締め切りが1/7(消印有効)って、結構はないですね...

尚、1月からのこの枠は「恋する日曜日・ニュータイプ」の再放送です。(本作の再放送ではありません。)また、この枠の後は「東京少女」の再放送が続きます。(「東京少女・桜庭ななみ」の最終回からということになる。)

おしえて山田センセイ」いつものハガキの質問ではなく、山田センセイをセンターに、萌実とカッキーの3人が登場して「『女子大生会計士の事件簿』をこれまでご覧いただき、ありがとうございました」と行ってご挨拶。(「ケータイ刑事」ではこういう最後のご挨拶は恒例です。)萌実が「ねえカッキー、これから私たち、どうなっちゃうのさ~?」と尋ねる。カッキーは「えっ、僕は知りませんよ。山田センセイに聴いてください」と振る。萌実は「おしえて山田センセイ」と尋ねると「いや、全然考えてないんですけど...」と答える山田センセイ。これにカッキーは「全然考えていないっておかしいでしょう」、萌実は「信じられな~い。嘘だ~」とクレームを付ける。これに山田センセイは「とにかく」と騒いでいる萌実とカッキーに割って入り「これまでありがとうございました。みんな、またね」と言って手を振る。で、萌実とカッキーも一緒に手を振っていた。

ある程度は予想していたものの、最後の物語は「銭形愛」の最終回をどことなく思わせる結びということになってしまい、「ケータイ刑事」の亜流作品というような雰囲気で締めてしまったのは痛かったですね。もう少し本作らしい個性が欲しい所でした。BS-iドラマではお馴染みの「ナビ」が放送開始前に無かったことから、今ひとつ乗り切れない所があったが、中盤までは結構頑張っていたのに、終盤は尻すぼみになり、「会計士」という個性をフルに出せずじまいで終わってしまったのは残念でした。

前回と今回の物語(前後編ですから...)と、先日の「東京少女・福永マリカ」の第3話「会いたい」に出演していた花形綾沙だったが、もうすこし物語に絡んで欲しい所でした。もう少し物語に絡めたはずです。(15年ぐらい前の千堂あきほ(この一週間、「誰だったかなぁ?」と思い続けていたが、ようやく思い出した。)に似た雰囲気がありますね。)

また、再登場した和気にしても、顔見せ程度ということに終わってしまって残念でした。

銭形海」が終了して半年、7代目が登場するまでの繋ぎという役割は十分に果たせたが、本作を単独で振り返ると、「ケータイ刑事」フォーマットを意識しすぎていて、本作ならではの個性を十分に出せなかったのは残念な所でした。とはいっても、それなりに楽しむことが出来たのと、「リザーブコール」がパーフェクトだったので、一応は合格点でした。出演者&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

 

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